マイコプラズマ感染症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2025/02/26
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マイコプラズマ感染症について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
マイコプラズマ感染症と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
ゼーゼー・ヒューヒューする呼吸音がある
- 症状の頻度
- 初めての症状である
- 自覚した時期
- 3週間以上前から
- 症状の経過
- 悪化している
体温が37.5℃以上
- 自覚した時期
- 3週間以上前から
- 症状の程度
- 38℃より高い
赤い尿や血尿が最近出た
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の頻度
- 初めての症状である
マイコプラズマ感染症とはどんな病気ですか?
マイコプラズマという細菌に感染することで、肺炎や気管支炎などを起こす病気を「マイコプラズマ感染症」といいます。冬に感染者が増加し、感染すると発熱や咳、喉の痛みなど風邪と非常によく似た症状が起こります。小児や若い方の肺炎の原因として、比較的多いとされています。
マイコプラズマ感染症の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
マイコプラズマ感染症への対処法は?
小児や若者の長引く咳の原因として見つかることがあります。自然治癒する場合もありますが、治療する場合には抗菌薬で治療を行います。飛沫により周囲に感染するので、症状のある間は極力他人との接触は避け、マスクを着用しましょう。
マイコプラズマ感染症の専門医がいる近くの病院はありますか?
マイコプラズマ感染症の専門医がいる病院を見るマイコプラズマ感染症のQ&A
- A.
マイコプラズマ感染症では高熱だけでなく、微熱がだらだら続くこともあります。
解説マイコプラズマ感染症では、微熱がだらだらと続くことがあります。
高熱が出ることもありますが、必ずしも高熱になるとは限らず、37度台の微熱が長く続くケースも少なくありません。
咳や倦怠感などの他の症状とともに、すっきりしない微熱が続く場合は、マイコプラズマ感染症の可能性も考えられます。
症状の現れ方は個人差が大きいため、熱が高くないからといって安心せず、咳が長引いたり体調が優れなかったりする場合は、医療機関を受診しましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMetlay JP, et al. Am J Respir Crit Care Med. 2019,200(7),e45-e67.
国立感染症研究所感染症情報センター.マイコプラズマ肺炎.国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト,https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ma/mycoplasma-pneumoniae/010/mycoplasma-pneumoniae.html(参照 2025-04-07) - A.
頭痛や痰もマイコプラズマ感染症の症状として現れることがあります。
解説マイコプラズマ感染症の症状として頭痛や痰が現れることがあります。
最も特徴的な症状は、発熱と、乾いたコンコンという咳が長く続くことです。
この咳は、痰があまり絡まないことが多いですが、経過によっては痰が絡んだ咳が出ることもあります。
また、全身の症状として、頭痛、倦怠感(だるさ)、喉の痛みなどもよくみられます。
これらの症状は風邪と似ていますが、特に咳が長引く場合はマイコプラズマ感染症の可能性も考えられます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMetlay JP, et al. Am J Respir Crit Care Med. 2019,200(7),e45-e67.
国立感染症研究所感染症情報センター.マイコプラズマ肺炎.国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト,https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ma/mycoplasma-pneumoniae/010/mycoplasma-pneumoniae.html(参照 2025-04-07) - A.
熱が下がっても咳だけ残ったり、かえってひどくなることがあります。
解説マイコプラズマ感染症では、熱などの初期症状が治まったあとに、咳だけが残ったり、むしろ咳がひどくなったりすることがあります。
最初にあった発熱やだるさが軽快したのに、咳だけがしつこく続き、夜も眠れないほどになることもあります。
この咳は数週間以上続くこともあります。熱が下がったからといって油断せず、咳が長引く場合はきちんと治療を続けることが大切です。
医師の指示に従い、処方された薬があれば最後まで飲み切りましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMetlay JP, et al. Am J Respir Crit Care Med. 2019,200(7),e45-e67.
国立感染症研究所感染症情報センター.マイコプラズマ肺炎.国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト,https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ma/mycoplasma-pneumoniae/010/mycoplasma-pneumoniae.html(参照 2025-04-07) - A.
大人と同様に、発熱、頭痛、だるさ、そしてしつこい咳などを認めることが多いです。
解説子供がマイコプラズマ感染症にかかった場合も、大人と同じように、発熱、頭痛、だるさといった風邪のような症状から始まることが多いです。
そして、最も特徴的なのは、しつこい咳です。最初は乾いたコンコンという咳ですが、だんだん痰が絡んだ湿った咳に変わっていくこともあります。
この咳が数週間にわたって長く続くことがあります。熱はそれほど高くならないこともありますが、咳はしつこい傾向があります。
また、中耳炎や、皮膚に赤い発疹が出るといった症状を伴うこともあります。
咳が長引く場合は、小児科を受診することが大切です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMetlay JP, et al. Am J Respir Crit Care Med. 2019,200(7),e45-e67.
国立感染症研究所感染症情報センター.マイコプラズマ肺炎.国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト,https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ma/mycoplasma-pneumoniae/010/mycoplasma-pneumoniae.html(参照 2025-04-07) - A.
マイコプラズマ感染症の初期症状として、喉の痛みが出ることがあります。
解説マイコプラズマ感染症の初期症状として、喉の痛みが出ることがあります。
発熱や全身のだるさ、頭痛などと並んで、風邪によく似た症状のひとつとして現れることが多いです。
そのため、最初のうちは普通の風邪と見分けるのが難しいかもしれません。
これらの初期症状が治まったあとに、マイコプラズマ感染症の特徴であるしつこい咳が出始める、という経過をたどることもよくあります。
喉の痛みが強い場合は、のど飴を舐めたりすることで改善を認めることがあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMetlay JP, et al. Am J Respir Crit Care Med. 2019,200(7),e45-e67.
国立感染症研究所感染症情報センター.マイコプラズマ肺炎.国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト,https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ma/mycoplasma-pneumoniae/010/mycoplasma-pneumoniae.html(参照 2025-04-07) - A.
まずは安静にして、息苦しさなど悪化傾向を認める場合は医療機関を受診してください。
解説マイコプラズマ感染症では、発熱が数日間続くことがあります。
処方された抗生物質を飲んでいても、すぐには熱が下がらないこともあります。まずは安静にしてください。
汗をかいたらこまめに着替え、体を冷やしすぎないように注意しましょう。
ただし、薬を飲んでも40℃近い高熱が何日も続く場合や、ぐったりして水分も摂れない場合、咳や息苦しさが悪化している場合は、肺炎が悪化している可能性や、薬が効いていない可能性も考えられます。
早めに医療機関を再受診して、医師に相談してください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMetlay JP, et al. Am J Respir Crit Care Med. 2019,200(7),e45-e67.
国立感染症研究所感染症情報センター.マイコプラズマ肺炎.国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト,https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ma/mycoplasma-pneumoniae/010/mycoplasma-pneumoniae.html(参照 2025-04-07) - A.
加湿したり、水分をこまめに取ったりなどすることが重要です。
解説マイコプラズマ感染症の咳は、しつこく長引くのが特徴です。特に夜間から明け方にかけてひどくなることがあります。
まず、部屋の空気が乾燥しないように加湿器を使ったり、濡れタオルを干したりして湿度を保ちましょう。
マスクをすることも、喉の乾燥を防ぎ、咳の刺激を和らげるのに役立ちます。水分をこまめに摂ることも大切です。
ただし、咳が1週間以上続く場合や、呼吸が苦しいと感じる場合は、自己判断せずに必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMetlay JP, et al. Am J Respir Crit Care Med. 2019,200(7),e45-e67.
国立感染症研究所感染症情報センター.マイコプラズマ肺炎.国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト,https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ma/mycoplasma-pneumoniae/010/mycoplasma-pneumoniae.html(参照 2025-04-07) - A.
発熱や倦怠感など全身の症状に加えて、咳、鼻水、咽頭痛などが主な症状として見られます。
解説マイコプラズマ肺炎では発熱や倦怠感などの全身の症状に加えて、咳や鼻水といった風邪様の症状も見られます。よく見られる症状として以下のようなものが挙げられます。
咳ははじめのうちは痰が少なく、徐々に痰が絡むようになる事が多いです。他の症状より数日遅れてはじまり、解熱後も長引く頑固な咳が特徴です。
上記以外にもまれに見られる症状として- 皮疹(ひしん:皮膚の赤みやブツブツ)
- 不整脈
- 髄膜炎
などが挙げられます。症状のみから、ほかの感染症とマイコプラズマ肺炎を見極めることは困難です。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るB. Abdulhadi, et al.StatPearls [Internet].2023.
CDC.Causes and How It Spreads.Centers for Disease Control and Prevention,https://www.cdc.gov/pneumonia/atypical/mycoplasma/about/causes-transmission.html(参照 2023-12-27)
NIID国立感染症研究所.“マイコプラズマ肺炎とは”.NIID国立感染症研究所.https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/503-mycoplasma-pneumoniae.html,(参照 2024-04-23). - A.
風邪や、風邪に似た症状となる様々な病気との区別が難しいことが多いです。
解説風邪に代表される、いわゆる気道感染(気道や呼吸器が細菌やウイルスに感染すること)による多くの病気と症状が似ています。
症状だけでマイコプラズマ感染症と診断するのは困難です。
正確に判断を行いたい場合には、医療機関で検査を受けることをおすすめします。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る福井 次矢,黒川 清. ハリソン内科学第5版. メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2017.
国立感染症研究所感染症情報センター. “マイコプラズマ肺炎とは”. NIID国立感染症研究所. https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/503-mycoplasma-pneumoniae.html, (参照 2022-10-06). - A.
マイコプラズマ感染症と一般的な風邪を、症状のみをもとに見分けることは難しいです。
解説マイコプラズマ感染症は症状が一般的な風邪と非常に似ており、特有の症状と言えるようなものは特にありません。
身近にマイコプラズマの感染者がいて、咳や発熱などの症状があるときは可能性が高まります。
受診を検討される際は、最寄りの医療機関はこちらからお調べいただけます。
→最寄りの医療検索を調べる参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る福井 次矢,黒川 清. ハリソン内科学第5版. メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2017.
国立感染症研究所感染症情報センター. “マイコプラズマ肺炎とは”. NIID国立感染症研究所. https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/503-mycoplasma-pneumoniae.html, (参照 2022-10-06). - A.
咳や喉の痛み、発熱、倦怠感など、風邪とよく似た症状が起こります。
解説2〜3週間の潜伏期間を経たのち、一般的な風邪と非常によく似た症状が起こります。
咳や喉の痛み、発熱のほか、息苦しさや倦怠感が見られることがあります。
咳は乾いた感じのものであることが多いです。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る福井 次矢,黒川 清. ハリソン内科学第5版. メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2017.
国立感染症研究所感染症情報センター. “マイコプラズマ肺炎とは”. NIID国立感染症研究所. https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/503-mycoplasma-pneumoniae.html, (参照 2022-10-06). - A.
発熱や咳など風邪とよく似た症状を生じます。乾いた咳が数週間続くことがあります。
解説発熱や咳、喉の痛みのほか、息苦しさや倦怠感などをきたすこともあります。
咳は乾いた咳がよく見られ、他の症状が治まった後も数週間にわたって続くことがあります。
症状が一般的な風邪と非常に似ており、マイコプラズマ感染症特有の症状と呼べるようなものは特にありません。
強いて言えば頑固な乾いた咳はやや特徴的と言えるものの、それだけでマイコプラズマ感染症かどうか判断することは困難です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る福井 次矢,黒川 清. ハリソン内科学第5版. メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2017.
国立感染症研究所感染症情報センター. “マイコプラズマ肺炎とは”. NIID国立感染症研究所. https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/503-mycoplasma-pneumoniae.html, (参照 2022-10-06).
マイコプラズマ感染症について、医師からのよくある質問
- 熱が高い割には元気ですか?あるいは元気に見えますか?
- せきが出ていますか?
- 夜も咳で起きてしまいますか?
- 体温は37.5℃以上ですか?
- けいれん発作がありましたか?
監修医師
診療科・専門領域
- 呼吸器内科