最終更新日:
マイコプラズマ感染症にはどのように感染しますか?
新潟大学医学部医学科 総合診療学講座 一般内科 特任助教
鎌倉 栄作 監修
回答
感染者と長時間接触したり飛沫を浴びたりすることが一般的な感染の原因ですが、感染経路がわからないことも多いです。
解説
基本的には風邪と同じように、感染者と長時間接触したり飛沫を浴びたりすることで感染します。
家庭や学校など、複数人が同じ空間内に長時間過ごすことの多い場所で感染が広がりやすいとされています。
ただし、潜伏期間が2~3週間と比較的長いため、感染経路がはっきりしないことも多いです。
関連する病気と症状
(参考文献)
福井 次矢,黒川 清. ハリソン内科学第5版. メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2017.
国立感染症研究所感染症情報センター. “マイコプラズマ肺炎とは”. NIID国立感染症研究所. https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/503-mycoplasma-pneumoniae.html, (参照 2022-10-06).
ほかのマイコプラズマ感染症の質問
マイコプラズマ感染症とはどのような病気ですか?
マイコプラズマという細菌に感染することで、肺炎や気管支炎などを起こす病気です。
薬はいつまで飲むのでしょうか? ずっと飲み続けなくてはいけないのでしょうか?
抗菌薬を3〜14日分処方されることが一般的です。薬は自己判断でやめることなく、必ず最後まで飲み切りましょう。
一般的にどのような薬を飲んで治療しますか? 副作用はありますか?
マクロライド系やテトラサイクリン系、ニューキノロン系と言われる抗菌薬を用いることが多いです。
子供がマイコプラズマ感染症にかかった場合、出席停止の対象になりますか?
出席停止期間は特に定められていないため、基本的には症状が治まったら登校してかまいません。
治療中に日常生活で気をつけることは何でしょうか?
飛沫感染や接触感染で他人にうつさないように気を付けましょう。
マイコプラズマ感染症に関連する病気や症状
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について回答しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ治療が必要な患者様へのお願い
マイコプラズマ感染症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください