溶連菌感染症
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溶連菌による発疹はどのくらいで出るのでしょうか?
神奈川県立こども医療センター 小児科
西條 晴貴 監修
発症から1〜2日で首・胸・手首・足首にかけて発疹が出て、その後に全身に広がっていきます。
解説
溶連菌感染症による発疹は、咽頭炎が発症してから1〜2日ほどで出てくることが多いです。「丘疹状紅斑」といって、頸部(くび)から体幹・四肢にかけて細かい斑点状の赤みが生じます。発疹は脇の下や鼠径などのシワの部分で強くなり、毛細血管が破れて起こる出血による皮膚の赤み(=点状出血)が見られることが多いです。ただし、「口囲蒼白」と言って、口の周囲には発疹はあまりできません。
発疹は現れてから数日間で消えることが多いです。回復期には、爪や手のひら、足底の皮が剥けること(=落屑)があります。
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