股関節骨折の原因や考えられる症状には何がありますか?
骨粗鬆症の高齢の方が、転んで尻餅をついた場合や股関節をぶつけた場合、後から強い痛みが股関節のまわりに起こります。通常は、歩いたり立ち上がったりすることが出来なくなります。
この骨折の直接的な原因は、ほとんどが転倒です。「転んで尻餅をついた」「転んで股関節の外側をぶつけた」などのあとに股関節の周りの痛みが始まった場合に、この骨折の可能性があります。
通常、股関節にある大腿骨はとても丈夫な骨です。若い方では高所からの転落事故や交通事故でもなければこのような骨折は起こしません。しかし、骨粗鬆症のため骨がもろくなってしまった高齢の方では、転んでしまっただけで股関節の骨折を起こします。このため、この骨折の間接的ではあるが重要な原因として骨粗鬆症があります。
重度の骨粗鬆症がある方では、階段を踏み外したり、着替えの介助の際に股関節をひねっただけでもこの骨折を起こす場合があります。
通常は骨が折れた直後から立ち上がることもできないほどの痛みが始まりますが、骨折の程度が軽い場合には一時的に歩くことができることもあります。しかし、手術を行わずに体重をかけて歩いていると、骨折部がすぐにずれ始めてしまい、骨折が重症化し痛みが強まってきます。
歩くときの痛みの他には、足を持ち上げようとしても痛くて上がらない、体勢を変えようとして体をひねろうとしても痛いなどがあります。股関節や膝関節は動かせなくても、足首は動かせる場合がほとんどです。
股関節の周りの腫れや内出血は、最初は分かりにくいことがありますが、時間が経つとはっきりしてきます。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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