大腿骨頸部骨折
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
あなたの症状と大腿骨頸部骨折の関連をAIでチェックする
大腿骨頸部骨折について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
大腿骨頸部骨折と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
股関節に症状がある
- 症状の出方
- ある瞬間から急にでてきた
つまずきやすくなった
- 症状の頻度
- ほぼ毎日同じような症状がある
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
関節の痛みがある
- 自覚した時期
- 6週間以上前から
大腿骨頸部骨折とはどんな病気ですか?
大腿骨頸部骨折のQ&A
- A.
骨粗鬆症の高齢の方が、転んで尻餅をついた場合や股関節をぶつけた場合、後から強い痛みが股関節のまわりに起こります。通常は、歩いたり立ち上がったりすることが出来なくなります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るこの骨折の直接的な原因は、ほとんどが転倒です。「転んで尻餅をついた」「転んで股関節の外側をぶつけた」などのあとに股関節の周りの痛みが始まった場合に、この骨折の可能性があります。
通常、股関節にある大腿骨はとても丈夫な骨です。若い方では高所からの転落事故や交通事故でもなければこのような骨折は起こしません。しかし、骨粗鬆症のため骨がもろくなってしまった高齢の方では、転んでしまっただけで股関節の骨折を起こします。このため、この骨折の間接的ではあるが重要な原因として骨粗鬆症があります。
重度の骨粗鬆症がある方では、階段を踏み外したり、着替えの介助の際に股関節をひねっただけでもこの骨折を起こす場合があります。
通常は骨が折れた直後から立ち上がることもできないほどの痛みが始まりますが、骨折の程度が軽い場合には一時的に歩くことができることもあります。しかし、手術を行わずに体重をかけて歩いていると、骨折部がすぐにずれ始めてしまい、骨折が重症化し痛みが強まってきます。
歩くときの痛みの他には、足を持ち上げようとしても痛くて上がらない、体勢を変えようとして体をひねろうとしても痛いなどがあります。股関節や膝関節は動かせなくても、足首は動かせる場合がほとんどです。
股関節の周りの腫れや内出血は、最初は分かりにくいことがありますが、時間が経つとはっきりしてきます。 - A.
通常は骨折直後から強い痛みを伴います。軽症の骨折の場合は股関節を動かしたり体重をかければ痛いものの、歩けてしまうこともあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るこの骨折では「転んで尻餅をついた」「転んで股関節の外側をぶつけた」などの怪我をきっかけに痛みが始まります。どの程度骨粗鬆症があって骨がもろくなっているか、どのくらいの勢いでぶつけたかによって骨折の重症度が変わることがあります。
重症の場合
骨のずれが大きい重症の骨折では、股関節のまわりの痛みのために歩くどころか起き上がることも出来ないほどの強い症状が見られる場合があります。痛くない方の足と比較すると、骨折したほうの足が短くみえることもあります。
軽症の場合
骨のずれがほとんどない軽症の骨折では、立ち上がることができたり、痛みを我慢すれば歩くことができたりします。それでも、膝を持ち上げようとしたり、膝を内側へひねったりすると痛みが強くなる場合がほとんどです。股関節の周りのはれや押したときの痛みははっきりとはないこともあります。
軽症の骨折でも、歩き続けることですぐに骨折のずれが大きくなり重症化してしまうため注意が必要です。 - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るこの骨折は通常かなり強い痛みを伴います。強い痛みがあれば迷わず受診しましょう。
我慢できるような痛みであっても、以下のセルフチェックに当てはまる場合はこの骨折を疑って早めに受診しましょう。- 60歳以上の高齢者である
- 転んで尻餅をついた
- 転んで股関節の外側をぶつけた
- 転んでから急に股関節の痛みが強くなった
- 立ち上がることも歩くこともできない
- 立ち上がることはできるが、歩こうとすると足が出ない
- 膝を持ち上げたり、内側へ捻ったりすると強い痛みを感じる
- 股関節の周りを押すと痛みがある
- 股関節の周りが腫れて内出血がある
- A.
骨折の重傷度と、もともとの体力や歩く能力によって期間は異なります。歩く能力がある程度落ち着くまでには、手術後1〜2ヶ月の期間を必要とする場合が多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るこの骨折は、骨折する部位によって大腿骨頚部(けいぶ)骨折、大腿骨転子部(てんしぶ)骨折などと病名が分かれ、必要とされる手術方法やその後のリハビリ方法が変わります。
骨折の種類や、骨折部のずれ・粉砕の程度によって手術後すぐに体重をかけて歩く練習ができるようになるかが異なります。長い場合では、6週間ほど体重をかけずにリハビリを行ってから歩行練習を開始することもあります。もともとの体力や筋力、手術中にわかる骨の丈夫さや骨折部の不安定さをもとに判断されることが多いです。
手術翌日から体重をかけて歩く練習が可能である場合でも、年齢やもともとの歩行能力・持病などによって歩行能力が安定するまでの期間はさまざまです。また、どこまで歩く能力が回復するかも状況によって個人差があります。車いすに乗り移るまでが目標となる場合も少なくはありません。
このように状況によってさまざまですが、歩く・車いすなど移動する能力がある程度安定するまでは1〜2ヶ月の期間を必要とする場合がほとんどです。 - A.
骨折が軽度の場合は歩けることもあります。「歩けるから骨折ではない」と思い込まず、痛みがある場合は受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るこの骨折では、どの程度骨粗鬆症があって骨がもろくなっているか、どのくらいの勢いでぶつけたかによって骨折の重症度が変わることがあります。
骨のずれがほとんどない軽症の骨折では、立ち上がることができたり、痛みを我慢すれば歩くことができたりします。しかし、歩き続けることですぐに骨折のずれが大きくなり重症化してしまうため注意が必要です。
軽症の骨折の場合でも、膝を持ち上げようとしたり、膝を内側へひねったりすると痛みが強くなる場合がほとんどです。股関節の周りのはれや押したときの痛みはよくわからないこともあります。
歩かなければ強い痛みがなく生活できるような状態でも、この骨折の場合は時間を待てば症状が改善するものではなく、手術を要するようになることがほとんどです。この骨折が疑われる場合は、早めに整形外科を受診しましょう。
大腿骨頸部骨折と似た病気をチェック
大腿骨頸部骨折について、医師からのよくある質問
- 関節が痛みますか?
- 股関節が痛みますか?
- 関節が動かしにくいですか?
- 前より歩きにくくなったように感じますか?
- 股関節は寝ているときに痛くなりますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 整形外科