腰の痛みがある
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2024/09/03
「腰の痛みがある」がどの病気に関連するかAIでチェックする
腰の痛みがあるという症状について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
「腰の痛みがある」はどんな症状ですか?
腰の痛みがあるとは
「腰の痛みがある」に関連する主の病気には、腰痛症、骨粗しょう症、糖尿病などがあります。
「腰の痛みがある」に関連する症状はありますか?
「腰の痛みがある」のQ&A
- A.
日が経つにつれて悪化する腰痛と、みぞおちのまわりの痛みなどが症状としてみられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る膵臓がんで腰痛がみられる場合、多くはがんが進行して腰骨やそのまわりの神経を破壊している場合です。
このため、腰痛だけが症状となる場合は少なく、お腹の痛みなどの異常を伴うことが多いでしょう。
また、胆汁の流れが阻害されることによって生じる黄疸(おうだん)のため、皮膚や白目が黄色く見えたり、全身のかゆみを生じたりする場合もあります。
このように進行したがんの場合は、経過とともに痛みが軽くなることはほとんどありません。このため、腰痛も経過とともに悪化していきます。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
日が経つにつれて悪化する腰痛がみられます。以前より不正出血や性交時痛などがみられる場合が多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る子宮体がんは、40代後半以上の方に起こりやすいがんです。不正出血やおりものの異常、性交時痛などの症状もみられる場合が多いです。
子宮のなかでも後方にできるがんであるため、比較的腰や骨盤の骨に近い部位でがんが大きくなります。
この病気が原因で腰痛を生じる場合、ひとつはがんが大きくなりながら近くの骨を壊していく場合があります。
もうひとつは、がんが血液やリンパの流れにそって、骨に転移して骨を壊していく場合です。
骨が壊されるという意味では同じ現象ですが、転移によって起こった場合では、全身への転移の可能性があるため、より進行したがんであると考えられます。
一般的な腰痛と違う点としては、横になって安静にしていても痛みが強い場合があります。
また、いつも一定の場所が痛かったりする場合にも注意が必要です。日が経つにつれて痛みが増していくことも特徴のひとつです。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
日が経つにつれて悪化する腰痛がみられます。血便や便秘、下痢、体重減少などの症状もみられる場合が多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る大腸がんは、がんの中でも頻度の高いもののひとつです。
初期では症状がほとんどみられず、進行も緩やかなため、なかなか見つかりにくいことが特徴的ながんです。
一般的にみられる症状には、血便、下痢、便秘、体重減少などがあります。
一方で、大腸がんが原因で腰痛を生じるのは、がんが進行して骨に転移しているような場合です。
上記のような症状とともに腰痛がみられる場合は、大腸がんによる腰痛の可能性も考える必要があります。
一般的な腰痛と違う点としては、横になって安静にしていても痛みが強い場合があります。
また、いつも一定の場所が痛かったりする場合にも注意が必要です。日が経つにつれて痛みが増していくことも特徴のひとつです。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
日が経つにつれて悪化する腰痛がみられます。以前より不正出血や性交時痛などがある場合が多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんです。
子宮の入り口に異常ができることから、不正出血やおりものの異常、性交時の痛みなどの症状を伴うことが多いです。また、若い女性に多いという特徴があります。
子宮頸がんで腰痛を生じる場合は、腰骨や骨盤の骨にがんが転移した可能性が考えられます。
または、尿管ががんで損傷されてうまく排尿ができなくなった場合にも、腎臓の痛みのために腰痛を生じる場合があります。
このように腰痛は、進行した子宮頸がんでみられる症状です。このため、日が経つにつれて腰痛が悪化します。
また、腰痛より先に、上述のような不正出血やおりものの異常がみられている場合が多いでしょう。
早い発見と治療が重要ながんであるため、これらの症状がみられたら、すぐに婦人科を受診しましょう。
場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
持続的で徐々に悪化し、骨盤内の圧迫感や違和感を伴うことが多い腰痛です。
解説痛みの性質
- 持続的な鈍痛
- 徐々に増強する
- 休息しても改善しにくい
- 夜間の痛みを伴うことがある
随伴症状
以下の場合は、婦人科の受診を強く推奨します。
- 持続的な腰痛がある
- 原因不明の体重減少
- 腹部膨満感が続く
- 月経異常がある
定期的な婦人科検診で、早期発見することが重要です。
場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るR. Forstner. Eur Radiol. 2020,30(10),5370-5373.
J.K. Chan, et al. Obstet Gynecol. 2022,139(2),157-162. - A.
生理前や生理中の腰痛は月経関連症状や月経痛の一部であり、多くの女性に見られます。
解説生理前や生理中の腰痛では、しばしば痛みが下腹部から腰部まで広がることがあります。これはホルモンの変動と関連した月経関連症状や月経痛の一部であるとされています。具体的には、一部の女性ホルモンのバランスの変動により子宮が強く収縮することで腰痛が起こります。生理前や生理中の腰痛では、しばしば痛みが下腹部から腰部まで広がります。
腰痛が強い場合は整形外科を、下腹部の痛みを伴う場合には婦人科を受診しましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るSmith, Derek R et al. Menstrual disorders and their influence on low back pain among Japanese nurses. Industrial health. 2009, 47, p.301-12.
Huei-Mein Chen. Randomized Trial of Modified Stretching Exercise Program for Menstrual Low Back Pain. West J Nurs Res. 2019, 41, p.238-257. - A.
ウイルスなどの感染症の場合、体の免疫反応で腰が痛くなったり、腰の近くに感染症や炎症が起こることで腰が痛くなったりすることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る熱が出たときに腰が痛くなる原因は、以下のようにいくつか考えられます。
体の免疫反応
体が細菌やウイルスなどの感染症と闘っている時、体の免疫反応により熱が出ます。この反応は感染を制御し体を守るために必要ですが、一方で体全体には熱に伴う症状が起こり、それには頭痛や関節痛、そして腰痛も含まれます。
感染症そのものの症状
一部の感染症では直接的に腰痛が引き起こされることがあります。腰痛を引き起こす感染症としては、腸腰筋膿瘍、化膿性椎間板炎などの腰部の感染症、尿路感染症などが挙げられます。
その他の原因
感染症ではなく、例えばリウマチのような自己免疫性疾患、悪性腫瘍などでも、熱と腰痛が同時に出ることがあります。
以上のように、熱と腰痛が同時に起こる原因はさまざまであり、中には重篤な病気が隠れていることがあります。症状が強い場合や続く場合には早めに病院を受診しましょう。 - A.
体の後ろ側の、肋骨より下からお尻までの範囲に生じる痛みを指します。さまざまな病気によって起こる症状であり、痛みの感じ方もさまざまです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る体の後ろ側の、肋骨より下からお尻までの範囲に生じる痛みを指して「腰痛」と言います。
痛みは体の後面の両側に現れることもあれば、左右どちらか片側だけに現れることもあります。
また、腰の痛みとともに下肢の痛みやしびれが現れる場合もあります。
腰痛はさまざまな病気によって生じる症状であり、痛みの感じ方も「ズキンズキン」「ジンジン」「ビリビリ」「チクチク」などさまざまな表現をされます。
ズシッとした重い感覚や、筋肉が張っているような感じがすることもあります。 - A.
湿布薬や痛み止めの飲み薬が効く場合があります。副作用に注意して使用しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る一般的な病気による腰痛の治療では、消炎鎮痛剤などの痛み止めを使用する場合が多いです。
消炎鎮痛剤の飲み薬には、胃腸障害・腎臓障害、喘息発作の誘引といった副作用を持つものが多いですが、湿布などの外用薬ではこのような副作用の心配は少ないです。
このため購入できる市販薬の代表的なものに、湿布薬があります。また、飲み薬でも副作用の心配が比較的少ないタイプの薬の購入もできる場合があります。
ただし、これらの薬は副作用の可能性が少ないとはいってもまったくないわけではありません。
また、一般的な病気による腰痛だと思っていても、実は痛み止めでは治らない腰痛の可能性もあります。
市販薬の使用については、短期間で症状の改善がみられない場合や、副作用の可能性がある場合には、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
エペリゾンは筋肉の緊張を和らげるお薬で、エチゾラム(デパスⓇ)は精神安定剤として使われるお薬です。
解説エペリゾンは筋肉の緊張を和らげるお薬ですが、エチゾラム(デパスⓇ)は精神安定剤として使われるお薬です。
作用機序も異なり、エペリゾンは脊髄反射を抑制して筋肉の緊張を和らげるのに対し、エチゾラム(デパスⓇ)はGABA受容体を活性化して不安・緊張などの情動異常を改善させます。
エペリゾンとエチゾラム(デパスⓇ)は異なる目的と作用機序を持つ薬であり、使用される病気や症状も異なっています。
医師の指示に従い、目的に応じて適切なお薬を使用することが重要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るエーザイ株式会社.“ミオナール インタビューフォーム”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.info.pmda.go.jp/go/interview/1/170033_1249009D1030_1_009_1F.pdf,(参照 2024-06-25).
田辺三菱製薬株式会社.“デパス インタビューフォーム”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.info.pmda.go.jp/go/interview/2/400315_1179025C1054_2_190_1F.pdf,(参照 2024-06-25). - A.
エペリゾン(ミオナールⓇ️)は即効性があるとは言えませんが、服用後1〜2時間で比較的早く効果が出始めます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るエペリゾン(ミオナールⓇ️)は即効性があるとは言えませんが、比較的早く効果が出始めます。
一般的には服用後1~2時間程度で効果が現れ、血中の濃度が最大になります。
ただし、他の筋緊張改善剤や鎮痛剤と比べると、即効性があるとは言えません。急な筋肉の痙攣や痛みには、即効性のある他の薬を検討する必要があります。
使用目的に応じて適切なお薬を選択するために、医師と相談してください。 - A.
重大なものとしてショックやアナフィラキシー、中毒性表皮壊死融解症などがあり、その他にも発疹や眠気、頭痛、胃腸障害などが報告されています。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るエペリゾンでは、以下のような副作用が報告されています。
使用中は、これらの副作用に十分注意する必要があります。重大な副作用(いずれも頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー
- 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群(重篤な皮膚の病気)
そのほか報告されている副作用(頻度:0.1~5%未満のもの)
その他にも気になる症状があれば、すぐに医師・薬剤師へご連絡してください。 - A.
うつ病の適応はありません。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るエペリゾン(ミオナールⓇ️)は、うつ病に対して、効果は認められていません。
エペリゾンは筋肉の緊張をほぐし、血行を改善する効果のある薬であり、うつ病に対する効果は期待できません。うつ病の治療には、一般的に抗うつ薬や心理療法が使用されます。
うつ病の疑いがある方は、専門の医師にご相談ください。 - A.
肩こりに対しても効果が認められています。
解説はい、肩こりに対しても効果があります。
エペリゾンは筋緊張状態の改善や痙性麻痺に使用されるお薬であり、効能又は効果として頸肩腕症候群(肩こり)や腰痛症などが認められています。
肩こりは、血行不良が原因で、肩甲骨の周りにある筋肉がかたくなっている状態です。
エペリゾンは中枢神経系と血管平滑筋の双方に作用して筋肉の緊張を緩和させ、血流を改善させる作用があり、肩甲骨周りの筋肉のこりや痛みを和らげる効果が期待できます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るエーザイ株式会社.“ミオナール インタビューフォーム”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.info.pmda.go.jp/go/interview/1/1700331249009D10301_009_1F.pdf,(参照 2024-06-25).
日本臨床整形外科学会.“肩こり”.日本臨床整形外科学会.https://jcoa.gr.jp/%E8%82%A9%E3%81%93%E3%82%8A/,(参照 2024-06-25). - A.
チザニジン塩酸塩(テルネリンⓇ️)は頭痛を直接治療する薬ではありませんが、筋肉の緊張が原因で頭痛が発生している場合には効果がある場合もあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るチザニジン塩酸塩(テルネリンⓇ️)は、頭痛を直接治療する薬ではありません。
しかし、筋肉の緊張が原因で頭痛が発生している場合は、チザニジン塩酸塩による筋肉の緊張の緩和により頭痛が軽減される可能性はあります。
ただし、頭痛には偏頭痛や緊張型頭痛などさまざまな種類があり、それぞれに適した治療法があります。
チザニジン塩酸塩は筋肉の緊張を緩和するための薬であり、筋肉の緊張が原因の頭痛には効果が期待できるかもしれませんが、他のタイプの頭痛には別の治療法が必要です。
頭痛の原因が他にある場合は、他の治療法を検討する必要があります。
医師に相談して、適切な治療法を選択することが重要です。 - A.
チザニジン塩酸塩は肩こりの症状を軽減する効果があります。
解説チザニジン塩酸塩は中枢神経系に作用し、筋肉の緊張を緩和して血行を良くするお薬です。
肩こりは、肩甲骨の周りにある筋肉の血行不良が原因で、筋肉がかたくなっている状態です。
そのため、チザニジン塩酸塩を服用することで、肩甲骨周りの筋肉の緊張が緩和され、肩こりの症状を軽減する効果が期待できます。
ただし、効果の程度や持続時間には個人差があります。
肩こりの解消には、姿勢や生活環境などの原因の改善をすることも重要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るサンファーマ.“テルネリン 添付文書”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/480866_1249010D1025_3_06,(参照 2024-06-20).
日本臨床整形外科学会.“肩こり”.日本臨床整形外科学会.https://jcoa.gr.jp/%E8%82%A9%E3%81%93%E3%82%8A/,(参照 2024-06-20). - A.
頻度の高い副作用としては、血圧低下や眠気などがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るチザニジン塩酸塩では、以下のような副作用が報告されています。使用中は、これらの副作用に十分注意する必要があります。
気になる症状があれば、すぐに医師・薬剤師へご連絡してください。重大な副作用(いずれも頻度不明)
そのほか報告されている副作用(頻度:0.1~5%未満のもの)
- A.
筋肉の緊張を緩和し、痛みを和らげる薬です。
解説チザニジン塩酸塩は、筋肉の緊張を緩和させて痛みを和らげたり、血流を良くしたりするお薬です。
頸肩腕症候群、腰痛症の筋緊張状態の改善や、痙性麻痺(脳や脊髄の病気が原因で筋肉が上手く動かせなくなる状態)に効果があります。
腰痛の原因によっては効果がありません。
チザニジン塩酸塩は中枢神経系に作用し、脳から脊髄、筋肉へと伝わる指令を抑制することで、筋肉の過剰な緊張を抑えます。
副作用としては、眠気や低血圧などが報告されています。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るサンファーマ.“テルネリン 添付文書”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/480866_1249010D1025_3_06,(参照 2024-06-20).
日本小児神経外科学会.“痙縮(痙性麻痺)”.日本小児神経外科学会.https://plaza.umin.ac.jp/jpn-spn/sick/g.html,(参照 2024-06-20). - A.
主な副作用は、皮膚の赤みや発疹などです。重大な副作用は、ショックや喘息発作の誘発などです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るモーラスⓇテープでは、以下のような副作用が報告されています。
使用中は、これらの副作用に十分注意する必要があります。気になる症状があれば、すぐに医師・薬剤師へご連絡してください。重大な副作用(カッコ内は頻度)
ショック(不明)、アナフィラキシー(0.1%未満)
主な症状は、
などです。
喘息発作の誘発[アスピリン喘息](0.1%未満)
主な症状は、
- 呼吸をするときヒューヒュー音がする
- 息が苦しくなる
などです。
接触皮膚炎(かぶれ)(5%未満、重篤な例は頻度不明)
主な症状は、
などです。
光線過敏症(不明)
主な症状は、
など
そのほか報告されている副作用(頻度:0.1~5%未満)
- 部分的な皮膚の赤み
- 発疹
- 腫れ
- かゆみ
- 刺激感
- 水疱(すいほう:水ぶくれ)
- ただれ
- 色素沈着
- A.
効果の持続時間は明らかではありませんが、1日1回使用したときの効果が確認されています。
解説効果の発現時間や持続時間に関する具体的なデータはありません。
臨床試験では、対象となったすべての病気・症状に対して1日1回の使用で効果が確認されています。そのため、モーラスⓇテープの通常の使用回数は1日1回と設定されています。
ただし、個々の患者さんの症状などにあわせて使用方法は医師が決めますので、指示に従ってください。
また、このお薬は体調がよくなったと自己判断して使用を中止したり、使用量を変えたりすると病気が悪化することがあります。指示どおりに使用することが重要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る久光製薬.“モーラスⓇテープ20㎎ インタビューフォーム”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2649729S2169118/,(参照 2024-06-05).
久光製薬.“モーラスⓇテープ20㎎ 添付文書”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/6500342649729S21691_18,(参照 2024-06-05).
久光製薬.“モーラスⓇテープ20㎎ 患者向医薬品ガイド”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/650034_2649729S2169_1_00G.pdf,(参照 2024-06-05). - A.
モーラスⓇテープは処方箋が必要ですが、同じ有効成分を含む医薬品は薬局でも購入することができます。
解説モーラスⓇテープは、医師の診断のもとに発行される処方箋が必要なお薬です。
一方、モーラスⓇテープの有効成分であるケトプロフェンを含む市販薬(貼付剤)が販売されています。販売名はオムニードⓇケトプロフェンパップです。
オムニードⓇケトプロフェンパップも、に使用されるお薬です。しかし、モーラスⓇテープと異なり、関節リウマチは通常使用される病気に含まれていません。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る帝國製薬.“オムニードⓇケトプロフェンパップ 添付文書”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/otcDetail/ResultDataSetPDF/470006J060700047107_01/A,(参照 2024-06-05).
久光製薬.“モーラスⓇテープ20㎎ 添付文書”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/650034_2649729S2169_1_18,(参照 2024-06-05). - A.
非ステロイド系の鎮痛消炎剤で、炎症を抑えて痛みを和らげます。
解説ケトプロフェンは、非ステロイド系の鎮痛消炎剤(NSAIDs)というタイプに分類されるお薬です。
通常、以下のような病気や症状の治療に使用されます。
効果をあらわすメカニズムは、炎症にかかわるプロスタグランジンという物質の産生を抑えるためと考えられています。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る久光製薬.“モーラスⓇテープ20㎎ 添付文書”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/6500342649729S21691_18,(参照 2024-06-05).
久光製薬.“モーラスⓇテープ20㎎ 患者向医薬品ガイド”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/6500342649729S21691_00G.pdf,(参照 2024-06-05).
一般社団法人 くすりの適正使用協議会.“モーラスⓇテープ20㎎ くすりのしおり”.くすりのしおり.https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=13804,(参照 2024-06-05). - A.
急性の腰痛、慢性の腰痛、坐骨神経痛など、腰痛の種類によって有効な薬が異なります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腰そのものが原因である場合には、痛み止めの飲み薬や湿布を使います。
急性の腰痛、慢性の腰痛、坐骨神経痛など、腰痛の種類によって有効な薬は異なります。急性の腰痛
痛みが始まってから4週間未満の腰痛です。
この場合は、炎症を抑えるタイプの痛み止めや筋肉の緊張を和らげる薬を使います。
強い痛み止めの副作用として、長期間使用すると胃や腎臓に負担がかかることがあるため注意が必要です。慢性の腰痛
痛みが始まってから3か月以上経過した腰痛です。
この場合も痛み止めを使いますが、長期間使っても胃や腎臓に負担がかからない薬を使用する場合が多いです。
また、痛みの感じ方を低下させる薬などがあります。
副作用として、日中に眠気が強くなる場合があるため注意が必要です。坐骨神経痛
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症といった、神経を圧迫する病気が原因で、腰痛やお尻、太ももの裏に痛みを生じる病気です。
この場合は、神経の炎症を抑える痛み止めや、神経痛を緩和させる薬を使います。
痛み止めは長期間の使用で胃腸や腎臓に負担をかける場合がある点、神経痛を緩和させる薬は日中の眠気やふらつきを生じる場合がある点に注意が必要です。 - A.
寝ている際の痛みが強くなければ、寝るときはコルセットをつける必要はありません。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るぎっくり腰では、始まった初期の段階では、腰が少し動くだけでも腰の痛みが強い場合があります。
このような場合、腰を安定化させるコルセットの使用が有用な場合があります。
コルセットを上手く使用することで、立ち上がったり歩いたりする際の腰の痛みが軽減し、動けるようになる場合があるからです。
一方で、横になっている状態であれば、あまり痛みが強くない場合も多くみられます。
このような状態であれば、寝ているときには必ずしもコルセットは必要ありません。寝ているときもコルセットをつけていれば、治るのが早くなるということもありません。
寝返りをするのも困難な場合で、コルセットを使用していれば、少しは寝返りも打てるようになるといった状態であれば、寝ているときにコルセットをつけるのもよい選択肢と考えられます。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
通常、1週間以内である程度は動けるようになるまで回復します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るぎっくり腰では、急な強い腰痛が始まった途端に、動くのもつらくなる方がいます。
このつらい症状は、通常は2~3日でゆっくりなら歩ける程度まで回復し、症状が出現してから1週間もすると、かなり楽になって動けるようになる方が多いです。
ほとんど症状が気にならなくなる程度まで回復するのには、さらに1週間ほど必要とする場合があります。
ただし、その期間、腰に負担をかけないように注意することが重要で、負担が続いていると期間が長くなる場合もあります。
このように時間とともに症状が改善することが特徴的な病気であるため、時間が経過しても改善しない場合には、違う病気の可能性も考える必要があります。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
自宅でできるトレーニングに、ヒップリフトやバードドッグがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る筋肉脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)という背骨の両側にある長い筋肉を鍛えることで、腰に負担のかからない正しい姿勢を維持しやすくなります。
自宅で手軽にできる脊柱起立筋を鍛えるトレーニングには、以下のようなものがあります。ヒップリフト
- 仰向けになり、両膝を曲げます
- 息を吐きながら、お尻を持ち上げます
- 息を吸いながら、元の位置に戻します
1~3を10~15回行います。
バードドッグ
- 床に手をつき四つん這いになります
- 片腕を前に伸ばし、伸ばした腕と反対の足を後ろに伸ばします
- 姿勢を戻します。次に、反対の手と足を伸ばします
2~3を各10秒ずつ、10~15回くり返します。腰が丸くならないよう注意して行いましょう。
- A.
安静にし、市販のもので良いので痛み止めを使用してみましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腰痛では痛み止め(消炎鎮痛剤)の使用が有効な場合が多いです。冷やしたほうが良い場合と、温めたほうが良い場合とは状況によって分かれます。
動くことができないような強い痛みの場合を除いて、安静にして一度痛み止めを使用してみることも有効な場合があります。市販薬で痛み止めとして飲み慣れたものがあれば、それを使用しましょう。仕事やスポーツの後の一般的な腰痛であれば、すぐに効果が期待できます。
安静にしたり痛み止めを使用したりしてもほとんど痛みが変わらない場合は、腰椎椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの可能性もあるため、早めに病院を受診しましょう。
運動した直後など、痛みが始まってから時間が経っていない場合には、冷やしたり湿布を使用したりすることで症状の緩和が期待できます。
一方で、慢性腰痛とよばれる明確にはいつ始まったかわからない長引く腰痛では、腰を温めることで筋肉の緊張が緩和し、血流が良くなることで回復が促される場合があります。温めてみて楽に感じるような場合では、お風呂や温めたタオルで腰を温めてみましょう。 - A.
症状が重い場合には入院が必要になることもあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るぎっくり腰は専門用語で「急性腰痛症」と呼ばれ、腰の筋肉や骨・関節の炎症や捻挫により強い痛みが出ると考えられています。通常、痛み止めや湿布、腰のサポーターによる治療と休養によって症状は改善していきます。しかし、腰痛の程度が強くて家に帰っても何もできないなど、日常生活に支障をきたす場合は入院が必要となることもあります。
ただし、一般的にはぎっくり腰で入院が必要となるケースは少なく、大部分の患者さんは外来治療や自宅での経過観察で対応できます。
また、合併症として椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などがある場合には足のしびれや麻痺が伴うこともあり、この場合にも入院が必要となることがあります。 - A.
医療機関を受診して、腰痛の原因を詳しく調べてもらう必要があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る過去に腰痛で受診したことがあり、その時と痛み方が同様であれば、数日間安静にして症状が改善するかどうか様子を見ましょう。
それでも症状が改善しない、かえって悪化する、腰痛以外の症状が出てきたといった場合には、今までの腰痛とは異なる病気の可能性があるので、医療機関を受診しましょう。
特に、腰痛とあわせて下記の症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。- 発熱
- 下肢のしびれや動かしにくさ
- 尿が上手く我慢できない
- 倦怠感
- 吐き気
- 胸の痛み
- お腹の痛み
- 血尿
- A.
急性の腰痛では、運動は慎重に行う必要があります。慢性の腰痛では、水泳や太極拳などの運動が予防や治療に効果的とされています。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腰痛は、始まった時期によって急性(4週間未満)の腰痛と慢性(3か月以上続く)の腰痛に分類されます。
また、急性と慢性の間の腰痛は、亜急性の腰痛と呼ぶこともあります。
腰痛の種類によって、運動をどのように行えばよいかが異なるため注意が必要です。急性の腰痛の場合
急性の腰痛は、内臓や血管の病気や骨折などの可能性が0ではありません。
この場合、運動がかえって病気の悪化に繋がることがあるため、運動を行う際は慎重を期する必要があります。
医師の診察を受けたうえで判断することが望ましいです。慢性の腰痛の場合
慢性の腰痛では、運動による治療効果が期待されます。
ただし、どの運動の治療効果が高いかはまだはっきりと分かっていません。
なるべく週3回以上の運動が望ましいとされるため、継続しやすい運動を選ぶとよいでしょう。
米国医師会の臨床実践ガイドラインでは、腰痛改善が期待できる運動として、水泳や太極拳、ヨガが挙げられています。 - A.
腰を温めると腰痛が緩和されることがあります。ただし、打撲や運動後の背筋の痛みなどは冷やすほうがよい場合があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腰痛の症状は、腰を温めることで緩和することがありますが、何を用いてどのくらい温めるとよいかは必ずしも明確ではありません。
温める際は、皮膚が赤くならない程度にとどめるようにしましょう。
温め過ぎてしまうと、腰回りの筋肉の血流が低下したり、筋肉の緊張が強まって痛みが増したりする可能性があります。
また、打撲後の血種や運動後の背筋の痛みなどは、冷やして炎症を抑えてあげたほうがよい場合があります。
腰以外が原因で腰痛が生じている場合には、温めることも冷やすこともあまり有効でないことが多いです。 - A.
体操によって脊椎(背骨)や背筋の柔軟性や筋力の低下を防ぎ、腰痛を防止したり和らげたりできる可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腰痛にはさまざまな原因がありますが、実際にははっきりと原因を特定できないケースも多くあります。
これらは「非特異的腰痛」と呼ばれ、骨や内臓、血管などの病気とは区別されます。
非特異的腰痛の場合、脊椎(背骨)や背筋の柔軟性や筋力の低下が、腰痛のなりやすさや回復の遅さ、慢性化に繋がることがあります。
これらを予防する効果的な体操の一つとして、東京大学 22世紀医療センターでは「これだけ体操」を提案しています。
「これだけ体操」のやり方は以下のとおりです。デスクワークや荷物の持ち上げ作業が多い人向け
膝を伸ばして骨盤を前方へ押しつつ、ゆっくり息を吐きながら体を後ろに反らす(約3秒間)
立ち仕事が多く、長く歩く人向け
椅子に座り、息を吐きながらゆっくり背中を丸めて床を見る(約3秒間)
腰の左右で「きつい側」がある人向け
壁に横向きに肩の高さで手をついて、逆の手できつい側から腰を押し込んで、ゆっくり息を吐きながら腰を「くの字」にそらす(約5秒間)
- A.
痩せ過ぎや肥満を避けること、飲酒・喫煙を控えること、週3日以上運動すること、ストレスを避けることなどが大切です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る体重
体重は、標準的な範囲(BMI 18.5~25)に収まっていることが望ましく、痩せ過ぎも太り過ぎも腰痛の原因になります。
健康的な体重を維持できるよう、体調管理に努めましょう。飲酒・喫煙
飲酒や喫煙は、量や頻度が多いほど腰痛を起こしやすくなるとされているため、可能な限り控えましょう。
運動不足
運動不足は腰痛の原因になります。
対策として、週に3回以上の運動を心がけましょう。
ただし、重いものを持ち上げる運動は腰痛の原因となるため注意が必要です。心理的ストレス
私生活でも仕事でも、心理的なストレスは腰痛の原因となります。
なるべくストレスの少ない生活を心がけましょう。腰への負荷がかかる職業
職業が腰痛を起こす原因となる場合もあります。
特に運輸・農業・清掃・看護・介護に関わる職業の方は腰痛になりやすいとされており、より重いものをより頻繁に持ち上げる機会があるほど腰痛につながりやすいと考えられています。
また、長時間の座り仕事も腰への負担が大きいとされています。
腰痛の改善が芳しくない場合、働き方の調整も検討しましょう。 - A.
ぎっくり腰になりそうな違和感を感じたら、4~5日は腰に負担がかかる作業を避けましょう
解説「ユビー病気のQ&A」を見るぎっくり腰は、急な腰の痛みで動けなくなる病気として有名ですが、腰の違和感など、何かしらの前駆症状があることも多いとされます。
特に、以前にもぎっくり腰を経験したことがある方の場合には、このような症状に気がづくこともあるようです。
この場合、腰にかかる負担を減らすことで、ぎっくり腰の発症を回避できる可能性もあります。
腰への負担を避けるために、少なくとも4~5日の間は、以下のような点に気をつけましょう。- 重いものを持ち上げない
- 重いものを運ばない
- 中腰や座り込んでの作業を避ける
- 長時間椅子に座りっぱなしになるのを避ける
- 階段上り下りをなるべく避ける
など。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
皮膚の異常や打撲後の痛み、仙腸関節の痛みの可能性などがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るピンポイントで痛い場所がある場合、まずはその部位に皮膚の異常がないかどうかを調べます。また、しこりがないかどうかも確認します。
大きいニキビや粉瘤(皮膚の下にできる良性腫瘍のひとつ)などが、腰の周りにできて痛みの原因となることがあります。
同様に、打撲のあとの内出血も、しこりのように触れて痛みを感じる場合があります。
皮膚やしこりが原因ではなかった場合、骨のつなぎ目である関節に痛みを感じる方がよくみられます。
腰の周りには、仙腸関節といって骨盤をつくる仙骨と腸骨という2種類の骨のつなぎ目があり、腰痛がある方はこの部位に痛みを感じる場合も多いです。
まれにこの部位に強い炎症を生じる病気である方もいるため、痛みが強い場合や続く場合には、レントゲンで異常がないか確認したほうがよい場合もあります。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
代表的な病気には椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症がありますが、ほかにもさまざまな病気の可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る急な腰痛を起こす原因となる病気は、多くの場合は腰のまわりに原因があります。この中でも、原因がはっきりとわかっていない段階が急性腰痛症(=ぎっくり腰)と呼ばれます。
一方で、MRI検査などの画像検査を行うことで、はっきりした原因がわかる場合もあります。
代表的な病気には、椎間板ヘルニアや変形性腰椎症、脊柱管狭窄症などがあります。
頻度が少ないものも合わせると、ほかにもさまざまな病気の可能性があり、細菌感染症である化膿性椎間板炎や、骨折の一種である腰椎圧迫骨折、悪性腫瘍などの場合も否定はできません。
また、腰そのものに原因がなくても、急な腰痛を生じる場合があります。一般的な病気には、腎盂腎炎や尿路結石といった腎臓の病気や膵炎などがあります。
急性腰痛症では、通常2~3日である程度の症状の改善がみられます。なかなかよくならない腰の痛みがあれば診察を受けましょう。
また、痛みでほとんど動けないような場合、足のしびれや発熱など、ほかの症状もみられる場合は、他の病気の可能性も考えて早めに病院を受診しましょう。
場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など、さまざまな病気の可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る一般的な腰痛の原因には、椎間板(腰の骨と骨の間のクッション)や脊柱管(神経の通り道)の異常があります。
これらの部位にかかる力の向きや大きさは姿勢によって変わるため、寝ているときよりも立っているときのほうがつらく感じる方もいます。
例えば、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアのように、椎間板に原因がある病気の方には、立っていられないような腰痛を感じる方がいます。
脊柱管狭窄症のように脊柱管に異常がある病気の方では、腰をまっすぐに伸ばして立っている際に、腰痛や足のしびれが悪化する場合があります。
また、頻度は低くなりますが、骨粗鬆症のある方では腰の骨の骨折(=圧迫骨折)を起こすことがあり、この場合も立っている体を支えることができなくなる場合があります。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの病気の可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る一般的な腰痛の原因には、椎間板(腰の骨と骨の間のクッション)や脊柱管(神経の通り道)の異常があります。
このうち、椎間板ヘルニアなどの椎間板に問題がある病気では、前屈した際に椎間板に強い力がかかることで、痛みが悪化する場合があります。同時に足のしびれや痛みがみられる場合もあります。
一方で少し頻度は低くなりますが、骨粗鬆症がある方では圧迫骨折といって、腰の骨が骨折を起こす病気になる場合があります。骨折といっても、普通に歩けるくらいの痛みである場合もみられます。
圧迫骨折では、腰を前屈する際に腰痛が強まることが多く、中高年以上の方の腰痛では、この病気にも注意が必要です。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
マットレスや枕などの寝具を変更したほうがよい場合もあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る一般的な腰痛の原因には、椎間板(腰の骨と骨の間のクッション)や脊柱管(神経の通り道)の異常があります。
これらの部位にかかる力の向きや大きさは、姿勢によって変わるため、寝ているときよりも起き上がっているときのほうが楽だと感じる方もいます。
それぞれの病気の代表例は、以下の通りです。- 椎間板の異常:椎間板ヘルニア
- 脊柱管の異常:脊柱管狭窄症
椎間板ヘルニアでは、腰を丸めると痛みが出やすいことが多いです。一方で、脊柱管狭窄症では背中を丸めたほうが楽な場合が多いです。
マットレスが柔らかすぎると腰が丸まりやすく、硬すぎると腰が丸まりにくいといったように、寝具による腰への悪影響が、寝ているときの腰痛の原因になっている可能性も考えられます。
また、寝ている際に同じ姿勢を取り続けることも腰痛の原因となります。自然に寝返りを打てる固さのマットレスや、自然な高さの枕を選ぶことで、腰痛が改善することもあります。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
左右どちらかだけに腰痛があることは比較的自然なことです。特定の範囲にだけ痛みが続く場合は、注意が必要です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る一般的な腰痛では、腰の真ん中に痛みを感じるよりも、左右どちらかに偏って痛みを感じることが多いです。
これは、利き腕や利き足があるように、日常生活を送る際に完全に左右対称に生活することはできず、左右どちらかに負荷が偏ってしまうことが原因のひとつといえます。
このため、左右どちらかだけに腰痛があることは、比較的自然なことと考えられます。
一方で、特定の部位に限局した痛みが長期間みられるときには、その近くにある内臓が原因の腰痛である場合もないとは言えません。
腰痛以外にも気になる症状がある場合には、内臓の検査が必要かどうかを医師に確認してみましょう。
場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
はい、内臓の病気が原因で腰痛になることがあります。頻度は高くはありません。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るはい、内臓の病気が原因で腰痛になることがあります。大きく分けると、2つの方法で腰痛につながります。
ひとつ目は、内臓のがんが進行し大きくなっていくことで、腰骨を破壊したり、そのまわりの神経を圧迫したりすることで腰痛が生じる場合です。
これはかなりがんが進行して大きくなった場合であるため、腰痛以外にも各種のがんに特有の症状も伴っている場合が多いです。
2つ目は、がんが腰骨に転移して、その転移したがんによって腰骨が破壊されて腰痛を生じる場合です。
この場合は、がんそのものがあまり大きくなっていなくても生じることがあります。このため、腰痛だけが症状の場合も考えられます。
一方で、一般的な腰痛と異なる点として、ただ座っている・夜寝ているなどの安静な姿勢をとっていても、腰痛が持続することも多い点です。
また、腰痛の期間が長く、症状がだんだん悪化している場合などでも、可能性がないとは言えず注意が必要です。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
他の症状も伴う場合には、腰痛の原因ががんである場合があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腰痛の原因が、がんである場合もあります。
ただし、腰痛は一般的でとても頻度が高い症状であるのに対して、がんが原因の腰痛の頻度はとても低いということが言えます。このため、一般的な腰痛の症状の方が、がんを疑う必要は滅多にありません。
がんにもさまざまな種類があり、それぞれに特有の症状があります。このため、腰痛とともに以下のような他の症状がみられるときには、内臓のがんの可能性を一度検査したほうがよい場合があります。- 急な体重の減少
- 便や尿に血が混じる
- しつこい便秘
- 繰り返す嘔吐
- 異常なお腹の張り
など。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
腸炎、過敏性腸症候群、婦人科疾患など、消化器系と骨盤内の病気が主な原因として考えられます。
解説下痢と腰痛が同時に起こる場合、以下の病気が考えられます。
消化器系疾患
婦人科疾患
泌尿器系疾患
- 腎盂腎炎
- 尿路結石
これらの病気はほんの一部であり、ほかにも考えられる病気は数多くあります。症状が続く場合には早めに病院を受診しましょう。
場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るA. Curry, et al. Am Fam Physician. 2019, 100(6), 357-364.
Yusuf H, et al. Ther Clin Risk Manag. 2023,19,183-192. - A.
はい、心理的ストレスが原因で腰が痛くなることはあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るはい、心理的ストレスが原因で腰が痛くなることはあります。いくつかの研究から、心理的ストレスが腰痛の原因となる場合があることがわかっています。
心理的ストレスの具体的な内容として、- 仕事の働きがいが感じられない(感じられる機会が少ない)
- 仕事のコントロール度が低い
- 仕事への適正度が低い
- 不安感が強い
- うつ感が強い
- 仕事や生活への満足度が低い
- 上司や同僚からのサポート不足
などがあり、これらが腰痛の原因となる可能性が指摘されています。
一方で、腰痛の原因となる病気は多様です。診察を受けなければわからない病気も多くあるため、腰痛が長引く場合はストレスのせいにせずに病院を受診するようにしましょう。 - A.
代表的な病気に、月経困難症(生理痛)や妊娠中の腰痛があります。いずれも女性ホルモンや子宮周囲の構造が原因となります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る月経困難症(生理痛)は、生理前から生理中にかけてさまざまなつらい症状を引き起こしますが、その一つとして腰痛が起こることがあります。
月経困難症による腰痛は、子宮周囲の構造に異常がある場合と、異常がない場合があります。
明らかに生理周期と一致するタイミングで腰痛が起こる場合は、腰痛の原因をはっきりさせるためにも婦人科を受診しましょう。また、妊娠中にも腰痛が起こることがあり、原因として以下のようなものが考えられています。- ホルモンの作用で筋肉が緩みやすくなる
- お腹が大きくなると重心が前に移動するため、バランスをとるために腰を反らすことが増える
一般的に、腰痛に用いる薬は赤ちゃんの成長に悪影響を与えるおそれがあるため、薬の使用については産婦人科を受診して相談しましょう。
- A.
まずは安静にして、2~3時間で症状が改善してきたら少しずつ動いてみましょう。立ち上がるなどの動作が難しければ、整形外科を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るぎっくり腰の場合の受診の目安
以下のような症状がある場合は、整形外科を受診しましょう。
- ぎっくり腰とは思えない痛みがある
- ぎっくり腰だと思うが2~3時間安静にしてもよくならない
- お尻や足にしびれがある
ぎっくり腰の症状がある場合の対処法
前触れなく急に始まる強い腰痛で、起き上がる時や体をひねる時に激痛が生じる状態のことを、一般的に「ぎっくり腰」と呼びます。ぎっくり腰が疑われる場合は、手持ちの痛み止めがあれば使用し、ベッドなどで2~3時間安静にしてください。
安静にしても症状が改善しない場合
それでも症状が改善しない場合は、受診をして治療を受ける必要があります。
なお、お尻や足にもしびれや痛みがある場合には、腰椎椎間板ヘルニアの可能性があるため注意が必要です。腰痛がぎっくり腰によるものではなく、腰椎椎間板ヘルニアによる場合は、症状の改善により長い時間がかかる可能性があります。
ただ、症状だけでぎっくり腰と見て判断することは難しいことも多いため、原則として安静にしても症状が改善しないときには整形外科を受診しましょう。 - A.
腰以外にもお尻や太ももの裏・すねにも痛みやしびれがある場合、腰椎椎間板ヘルニアの可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る以下のような症状が見られる場合、腰椎椎間板ヘルニアの可能性が強く疑われます。
当てはまる症状があれば、一度お近くの整形外科を受診しましょう。- 最近になって腰痛と下肢のしびれや激痛が始まった
- 腰以外にお尻や太ももの裏、すねにも痛みやしびれがある
- 咳やくしゃみ、いきみで症状が強まる
- 前屈みになると痛みが強くなる
- 自然と体をどちらか左右に傾ける姿勢をとってしまう
なお、20~40代の若い世代の方や喫煙の習慣がある方は、特に腰椎椎間板ヘルニアになりやすいことが知られています。
- A.
50歳以上の方で、背筋を伸ばして立ったり歩いたりすると足のしびれや痛みで歩きづらくなるようなら、可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腰部脊柱管狭窄症とは、腰椎の後ろに位置する神経が通る管(脊柱管)が狭くなることで神経が圧迫され、足のしびれや痛みの症状が現れる病気です。
加齢や腰の使い過ぎが原因で生じることが多い病気であり、腰部脊柱管狭窄症を発症するまでに腰痛が全く起こったことがないという人は少ないです。
脊柱管は背筋を伸ばした姿勢をとると狭くなります。
そのため腰部脊柱管狭窄症では、背筋を伸ばして立ったり歩いたりした際に、足のしびれや痛みで歩きづらくなることがおおいです。
反対に、前屈みになったり腰かけて座ったりすると、脊柱管が広がって症状が軽快する特徴があります。
腰部脊柱管狭窄症が疑われる場合、整形外科を受診しましょう。 - A.
内臓や血管の病気、悪性腫瘍(がん)、細菌感染症、骨折には注意が必要です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腰痛の原因となる病気のうち、特に注意すべきものとしては、以下のようなものがあります。
内臓や血管の病気
腰痛に伴ってお腹の痛みがある場合には、胃・十二指腸潰瘍や急性膵炎、胆石・胆のう炎などの消化器の病気が疑われます。
また、胸の痛みがある場合には、心筋梗塞や大動脈解離といった血管の病気の可能性があります。
いずれも対応を急ぐ必要があるため、病院を受診しましょう。がんや細菌感染症
安静にしていても症状があまり改善しない場合、がんや細菌感染症の可能性があります。
特に、高齢者やがんの既往歴がある方の場合は注意が必要です。
また、ダイエットや長期入院など明らかな原因がないにもかかわらず体重減少が見られる場合も、がんの可能性を疑います。
脊椎そのものに腫瘍がある場合や、もともと他の場所に腫瘍があって転移した場合などがあります。
原因不明の発熱と腰痛がある場合には、腰椎で細菌感染症が起こっている可能性があります。
腰椎そのものや、椎間板という腰椎の間にあるクッションに、細菌感染を生じている場合が多いです。
細菌感染症にかかってしまった場合、入院して抗生物質による治療を受ける必要があります。骨折
重いものを持ち上げたり尻もちをついたり、くしゃみをしたりした後に腰痛が始まった場合には、腰椎圧迫骨折という腰の骨の骨折の可能性があります。
特に70歳以上の方になると、小さなきっかけでも腰椎圧迫骨折を起こすことが多くなります。
安静にしなければだんだん骨が変形して症状が強まっていくおそれがあるため、腰椎圧迫骨折の疑いがあるようなら、医療機関を受診しましょう。 - A.
体重、飲酒、喫煙、運動不足、心理的ストレス、腰に負荷がかかる職業などが原因として考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腰痛を引き起こす日常生活上の原因としては、以下のものが挙げられます。
体重
体重は、標準的な範囲(BMI 18.5~25)に収まっていることが望ましく、痩せ過ぎも太り過ぎも腰痛の原因になります。
健康的な体重を維持できるよう、体調管理に努めましょう。飲酒・喫煙
飲酒や喫煙は、量や頻度が多いほど腰痛を起こしやすくなるとされているため、可能な限り控えましょう。
運動不足
運動不足は腰痛の原因になります。
対策として、週に3回以上の運動を心がけましょう。
ただし、重いものを持ち上げる運動は腰痛の原因となるため注意が必要です。心理的ストレス
私生活でも仕事でも、心理的なストレスは腰痛の原因となります。
なるべくストレスの少ない生活を心がけましょう。腰への負荷がかかる職業
職業が腰痛を起こす原因となる場合もあります。
特に運輸・農業・清掃・看護・介護に関わる職業の方は腰痛になりやすいとされており、より重いものをより頻繁に持ち上げる機会があるほど腰痛につながりやすいと考えられています。
また、長時間の座り仕事も腰への負担が大きいとされています。
腰痛の改善が芳しくない場合、働き方の調整も検討しましょう。 - A.
腰(脊椎)自体に原因がある場合と、腰以外が原因の場合があり、後者には病気のほかストレス等の心理的要因も含まれます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腰痛は、腰(脊椎)そのものに原因があるものと、腰以外の原因で生じるものとに分けられます。
腰(脊椎)そのものに原因がある病気
- 加齢や腰の使い過ぎと関わる病気:
- 転倒や事故など外傷と関わる病気:
- 腰椎圧迫骨折、筋肉の損傷など
- 成長と関わる病気:
- 側弯症、腰椎分離症など
- 細菌感染症と関わる病気:
- 化膿性脊椎炎、脊椎カリエスなど
- がんなど腫瘍と関わる病気:
- 脊椎由来のがん、他の場所から転移したがんなど
腰以外に原因がある病気
- 血管の病気:
- 解離性大動脈など
- 泌尿器の病気:
- 尿管結石など
- 婦人科の病気:
- 子宮筋腫や子宮内膜症など
- 消化器の病気:
- 胆嚢炎や十二指腸潰瘍など
- 腰以外の整形外科の問題:
- 変形性股関節症など
- 精神的ストレスなどの問題:
- 身体表現性障害、統合失調などの精神疾患
- A.
内臓にできたがんが原因であった場合には、MRI検査だけではわからない場合があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腰痛の原因となるがんにもさまざまな種類があります。原因によって多様な症状がみられる場合が多く、腰痛とともにみられる症状によって疑われる病気が異なります。
例えば、膵臓、大腸、子宮などにできたがんの可能性が考えられる場合、それらの臓器に照準をあてたMRIの検査が必要となります。
また、腫瘍マーカーや超音波検査、内視鏡検査などの他の検査結果も踏まえて診断される場合が多いです。
一方で、がんが腰骨に転移することで生じる腰痛については、腰のMRI検査でがんの転移がよくわかる場合が多いです。ただし、この場合でも、がんがどこから転移してきたのかはわからない点に注意が必要です。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。 - A.
種類によっては、湿布薬や痛み止めの飲み薬がオンラインで購入可能です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る一般的な病気による腰痛の治療では、消炎鎮痛剤などの痛み止めを使用する場合が多いです。
消炎鎮痛剤の飲み薬には、胃腸障害・腎臓障害、喘息発作の誘引といった副作用を持つものが多いですが、湿布などの外用薬ではこのような副作用の心配は少ないです。
このためオンラインで購入できる市販薬の代表的なものに、湿布薬があります。また、飲み薬でも副作用の心配が比較的少ないタイプの薬の購入もできる場合があります。
ただし、これらの薬は副作用の可能性が少ないとはいってもまったくないわけではありません。
また、一般的な病気による腰痛だと思っていても、実は痛み止めでは治らない腰痛の可能性もあります。
オンラインで購入した市販薬の使用については、短期間で症状の改善がみられない場合や、副作用の可能性がある場合には、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。 - A.
一般的には、腰痛がある方はオンライン診療で受診することができません。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る通常のオンライン診療では、レントゲン検査などの画像検査を行うことができません。
腰痛がある方の診察では、症状の経過によっては画像検査が重要な検査となります。
このため、腰痛の診療のためにオンライン診療を受診することはできない場合が多いと考えてください。
ただし、いままでに受診したことがあり画像検査を行ったこともある病院の場合には、大きく症状が変化していない場合などに限り、オンライン診療で処方してもらえる場合があります。これは病院によって状況が異なるため、確認が必要です。
また、一般的には次の対面までの数日分の処方箋になる場合が多いことに注意が必要です。 - A.
治療が必要なさまざまな病気の可能性があるため、長引く腰痛では病院を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腰痛が続く場合、治療が必要な病気の可能性があります。一度病院を受診して原因をはっきりさせましょう。
腰に痛みがある場合、多くは日常生活に大きな支障なく数日で痛みが和らぎます。また、繰り返してしまうことも多いため、多少の腰痛で病院を受診するという人は多くありません。
しかし、長引く腰痛では治療が必要なさまざまな病気が原因である可能性があります。
例えば、60代以上の方では、はっきりとしたケガがなくとも、圧迫骨折といって背骨の骨折を起こしている場合があります。骨折を起こしても気が付かない場合も多いことから、「いつのまにか骨折」と呼ばれることもあるほどです。
一方で、この骨折を起こした方は必ず骨粗鬆症の治療をしたほうが良いとされる、重度の骨折に分類されます。
また、可能性は高くはありませんが、長引く腰痛はがんなどの内臓の病気であることもあります。膵臓や腎臓などのがんや、がんが背骨へ転移することで生じる痛みである場合もあります。
このように、いつも通りの腰痛だと思っていたものが、重度の病気である可能性は簡単には否定できません。長引く腰痛があれば病院を受診して原因をはっきりさせましょう。 - A.
腰痛や足の痛みは整形外科を受診しましょう。腰痛以外にお腹や胸の痛み、吐き気、血便、血尿などの症状があれば、それぞれの症状に対応した科を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腰痛や足の痛みだけがある場合
腰痛だけがある場合や、腰痛に加えて足の痛みやしびれがある場合には、整形外科を受診しましょう。
整形外科は、打撲や骨折などの怪我、腰椎椎間板症や腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症などの腰の酷使や加齢が原因となる病気に対応します。
脊椎の細菌感染症やがんなどの場合には、他の科の医師とともに治療を行うことがあります。腰痛以外の症状がある場合
腰痛とともに以下の症状がある場合は、対応する科を受診しましょう。
- A.
痛みのきっかけや発症時期、痛む場所、どれほどの強さでどのように痛むのか、他の症状があるかなどをなるべく具体的に話してみましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る受診の際には、痛みのきっかけや発症時期、痛む場所、どれほどの強さでどのように痛むのか、他の症状があるかなどをなるべく具体的に話してみましょう。
痛みのきっかけや発症時期
症状が始まった時期や、発症からの痛みの経過について伝えましょう。
70歳以上のご高齢の方であれば、骨折(脊椎圧迫骨折)の可能性があります。
特に女性は、重いものを持ち上げた、尻もちをついた、くしゃみをしたといった小さなきっかけで骨折することがあります。
また、若い世代の方では、重いものを持ち上げたときに腰椎椎間板ヘルニアを起こすことがありますので、思い当たるきっかけがあればそれを伝えましょう。
程度の強い腰痛が急に始まった場合、骨折以外に感染症や腰以外の場所(内臓や血管など)が原因となっているなど、対応を急がねばならない場合があります。
また、長引く腰痛や日を追うごとにつらくなる腰痛の場合、難治性の腰痛やがんなどが原因の可能性もあるため、それも伝えるようにしましょう。どこが痛むのか
腰以外にも痛みがある場合には、痛みのある場所を具体的に伝えるようにしましょう。
特に腰痛とともに起こりやすい症状として、下肢の痛みやしびれがあり、多くは太ももの裏やすねに症状を感じます。
こうした症状は腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの病気で神経が圧迫された場合に起こるため、医師に伝えるようにしましょう。
また、強い腰痛とともに胸の痛みやお腹の痛みがある場合、内臓や血管の異常が原因となっている可能性があります。
特に解離性大動脈炎などの血管の病気は対応を急ぐため、症状はなるべく詳しく伝えましょう。どれほどの強さでどのように痛むのか
痛みの程度を伝えるようにしましょう(より強い痛みであるほど重症度が高いことが多いです)。
また、どういう時に痛みが強まるのか(体勢を変えると痛む、安静にしていると痛むなど)を伝えるようにしましょう。
腰そのものに原因がある場合には、寝起きや立ち上がりなど体勢が変わる時に痛みが強まることが多いです。
安静時にも痛みが強まる場合には、内臓や血管、神経といった腰以外の箇所に原因がある可能性があります。他の症状の有無
吐き気や血便がある場合、胃や十二指腸、胆のうや膵臓の病気が原因で腰痛が起こっている可能性があります。
また、不正出血やおりものの増加がある場合、子宮内膜症や婦人科のがんの場合があります。
尿の出にくさや血尿がある場合、尿路の結石や腎盂腎炎の場合があります。
このような症状があれば、忘れずに医師に伝えるようにしましょう。 - A.
今までに感じたことがない腰痛であれば、医療機関を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る痛みが今までに感じたことがないようなものであれば、一度医療機関を受診するようにしましょう。
今までに腰痛で受診したことがあり、その時と同様の痛みであれば、いったん数日間安静にして様子を見て、それでも症状が改善しないようであれば受診しましょう。
また、腰痛とともに以下の症状がある場合は、すぐに受診するようにしましょう。- 発熱
- 下肢のしびれや動かしにくさ
- 尿がうまく我慢できない
- 倦怠感
- 吐き気
- 胸痛
- 腹痛
- 血尿
腰の痛みがあるという症状はどんな病気に関連しますか?
腰の痛みがあるという症状について、医師からのよくある質問
- 咳やくしゃみ、いきんだりすると痛みますか?
- 座っていると痛みが悪化しますか?
- あおむけになると痛みが弱まりますか?
- 前かがみや座ると痛みがやわらぎますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 整形外科