熱や風邪で腰が痛いのはなぜ?注意すべき病気は?
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なぜ熱が出た時に腰も痛くなるのでしょうか?
なぜ熱が出た時に腰も痛くなるのでしょうか?
ウイルスなどの感染症の場合、体の免疫反応で腰が痛くなったり、腰の近くに感染症や炎症が起こることで腰が痛くなったりすることがあります。
熱が出たときに腰が痛くなる原因は、以下のようにいくつか考えられます。
体の免疫反応
体が細菌やウイルスなどの感染症と闘っている時、体の免疫反応により熱が出ます。この反応は感染を制御し体を守るために必要ですが、一方で体全体には熱に伴う症状が起こり、それには頭痛や関節痛、そして腰痛も含まれます。
感染症そのものの症状
一部の感染症では直接的に腰痛が引き起こされることがあります。腰痛を引き起こす感染症としては、腸腰筋膿瘍、化膿性椎間板炎などの腰部の感染症、尿路感染症などが挙げられます。
その他の原因
感染症ではなく、例えばリウマチのような自己免疫性疾患、悪性腫瘍などでも、熱と腰痛が同時に出ることがあります。
以上のように、熱と腰痛が同時に起こる原因はさまざまであり、中には重篤な病気が隠れていることがあります。症状が強い場合や続く場合には早めに病院を受診しましょう。
腰痛の原因となる病気のうち、特に注意すべきものには何がありますか?
腰痛の原因となる病気のうち、特に注意すべきものには何がありますか?
内臓や血管の病気、悪性腫瘍(がん)、細菌感染症、骨折には注意が必要です。
腰痛の原因となる病気のうち、特に注意すべきものとしては、以下のようなものがあります。
内臓や血管の病気
腰痛に伴ってお腹の痛みがある場合には、胃・十二指腸潰瘍や急性膵炎、胆石・胆のう炎などの消化器の病気が疑われます。
また、胸の痛みがある場合には、心筋梗塞や大動脈解離といった血管の病気の可能性があります。
いずれも対応を急ぐ必要があるため、病院を受診しましょう。
がんや細菌感染症
安静にしていても症状があまり改善しない場合、がんや細菌感染症の可能性があります。
特に、高齢者やがんの既往歴がある方の場合は注意が必要です。
また、ダイエットや長期入院など明らかな原因がないにもかかわらず体重減少が見られる場合も、がんの可能性を疑います。
脊椎そのものに腫瘍がある場合や、もともと他の場所に腫瘍があって転移した場合などがあります。
原因不明の発熱と腰痛がある場合には、腰椎で細菌感染症が起こっている可能性があります。
腰椎そのものや、椎間板という腰椎の間にあるクッションに、細菌感染を生じている場合が多いです。
細菌感染症にかかってしまった場合、入院して抗生物質による治療を受ける必要があります。
骨折
重いものを持ち上げたり尻もちをついたり、くしゃみをしたりした後に腰痛が始まった場合には、腰椎圧迫骨折という腰の骨の骨折の可能性があります。
特に70歳以上の方になると、小さなきっかけでも腰椎圧迫骨折を起こすことが多くなります。
安静にしなければだんだん骨が変形して症状が強まっていくおそれがあるため、腰椎圧迫骨折の疑いがあるようなら、医療機関を受診しましょう。
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編集・監修基準について
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北水会記念病院 整形外科
栗原 信吾 監修
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