腰痛の原因ががんだった場合、MRIでわかるのですか?
内臓にできたがんが原因であった場合には、MRI検査だけではわからない場合があります。
腰痛の原因となるがんにもさまざまな種類があります。原因によって多様な症状がみられる場合が多く、腰痛とともにみられる症状によって疑われる病気が異なります。
例えば、膵臓、大腸、子宮などにできたがんの可能性が考えられる場合、それらの臓器に照準をあてたMRIの検査が必要となります。
また、腫瘍マーカーや超音波検査、内視鏡検査などの他の検査結果も踏まえて診断される場合が多いです。
一方で、がんが腰骨に転移することで生じる腰痛については、腰のMRI検査でがんの転移がよくわかる場合が多いです。ただし、この場合でも、がんがどこから転移してきたのかはわからない点に注意が必要です。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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