ぎっくり腰では寝るときもコルセットをつけるべきですか?

寝ている際の痛みが強くなければ、寝るときはコルセットをつける必要はありません。

解説

ぎっくり腰では、始まった初期の段階では、腰が少し動くだけでも腰の痛みが強い場合があります。

このような場合、腰を安定化させるコルセットの使用が有用な場合があります。

コルセットを上手く使用することで、立ち上がったり歩いたりする際の腰の痛みが軽減し、動けるようになる場合があるからです。

一方で、横になっている状態であれば、あまり痛みが強くない場合も多くみられます。

このような状態であれば、寝ているときには必ずしもコルセットは必要ありません。寝ているときもコルセットをつけていれば、治るのが早くなるということもありません。

寝返りをするのも困難な場合で、コルセットを使用していれば、少しは寝返りも打てるようになるといった状態であれば、寝ているときにコルセットをつけるのもよい選択肢と考えられます。

気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。

また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。

公開日

最終更新日

山田記念病院 整形外科 整形外科部長

濱畑 智弘 監修

関連する病気と症状

(参考文献)

この記事をシェアする

治療が必要な患者様へのお願い

腰痛

の方は説明を必ずお読みください

こちらのQRコードを

スマーフォンのカメラで読み取ってください

疾患について分かりやすくまとまっています
1

QRコードを読み取るだけ 非接触で安心

2

一問一答なので 読むのが簡単

3

どんな治療をするべきか 納得して取り組める

関連するQ&A

腰痛に効く市販薬はありますか?

湿布薬や痛み止めの飲み薬が効く場合があります。副作用に注意して使用しましょう。

ぎっくり腰はどれくらいで治りますか?

通常、1週間以内である程度は動けるようになるまで回復します。

ぎっくり腰になりそうなときの対処法を教えてください。

ぎっくり腰になりそうな違和感を感じたら、4~5日は腰に負担がかかる作業を避けましょう

腰骨を押すとピンポイントで痛い場合、何が考えられますか?

皮膚の異常や打撲後の痛み、仙腸関節の痛みの可能性などがあります。

急な腰痛として、ぎっくり腰以外に何がありますか?

代表的な病気には椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症がありますが、ほかにもさまざまな病気の可能性があります。

立っていると腰が痛い場合、何が考えられますか?

ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など、さまざまな病気の可能性があります。

前屈すると腰痛がある場合、何が考えられますか?

椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの病気の可能性があります。

寝ると腰が痛くて起きると治る場合、何が考えられますか?

マットレスや枕などの寝具を変更したほうがよい場合もあります。

脊柱起立筋の筋トレ方法を教えてください。

自宅でできるトレーニングに、ヒップリフトやバードドッグがあります。

関連する病気と症状
気になる症状はユビーアプリで簡単チェック
初めての方へ

ユビー病気のQ&Aとは?

現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。

病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ
無料で症状を調べる
症状を調べる

症状検索エンジン「ユビー」

体調に不安がある、医療機関への受診を考えている方向けに、20〜30問程度の質問に答えることで、あなたに関連性のある病名や、適切な受診先を無料で調べられます。

さっそく調べる
医療機関を探す
医療機関を探す

お近くの病院をお探しの方へ

「受診科が分からない」「どの医療機関に行ったらいいか分からない」といった悩みは、ユビーの病院検索が便利です。近所の病院も探せるので、ぜひご利用ください。

病院を探す
治療法を調べる
治療法を調べる

治療案内ユビー

自身の治療情報を登録することで、治療の選択肢や使っている薬についてなど、あなたの参考になりそうな治療情報を調べられる機能です。

さっそく調べる
ネットで医師相談
ネットで医師相談

ユビーかんたん医師相談

病院にすぐに行くべきかなど悩んだタイミングですぐに相談。つらくて病院に行けないとき、時間がないとき、夜間や休日などに、いつでも医師に相談できます。

詳しくはこちら