ぎっくり腰では寝るときもコルセットをつけるべきですか?
寝ている際の痛みが強くなければ、寝るときはコルセットをつける必要はありません。
ぎっくり腰では、始まった初期の段階では、腰が少し動くだけでも腰の痛みが強い場合があります。
このような場合、腰を安定化させるコルセットの使用が有用な場合があります。
コルセットを上手く使用することで、立ち上がったり歩いたりする際の腰の痛みが軽減し、動けるようになる場合があるからです。
一方で、横になっている状態であれば、あまり痛みが強くない場合も多くみられます。
このような状態であれば、寝ているときには必ずしもコルセットは必要ありません。寝ているときもコルセットをつけていれば、治るのが早くなるということもありません。
寝返りをするのも困難な場合で、コルセットを使用していれば、少しは寝返りも打てるようになるといった状態であれば、寝ているときにコルセットをつけるのもよい選択肢と考えられます。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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