子宮体癌でみられる腰痛はどんな痛みですか?
日が経つにつれて悪化する腰痛がみられます。以前より不正出血や性交時痛などがみられる場合が多いです。
子宮体がんは、40代後半以上の方に起こりやすいがんです。不正出血やおりものの異常、性交時痛などの症状もみられる場合が多いです。
子宮のなかでも後方にできるがんであるため、比較的腰や骨盤の骨に近い部位でがんが大きくなります。
この病気が原因で腰痛を生じる場合、ひとつはがんが大きくなりながら近くの骨を壊していく場合があります。
もうひとつは、がんが血液やリンパの流れにそって、骨に転移して骨を壊していく場合です。
骨が壊されるという意味では同じ現象ですが、転移によって起こった場合では、全身への転移の可能性があるため、より進行したがんであると考えられます。
一般的な腰痛と違う点としては、横になって安静にしていても痛みが強い場合があります。
また、いつも一定の場所が痛かったりする場合にも注意が必要です。日が経つにつれて痛みが増していくことも特徴のひとつです。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
腰痛
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ