立っていると腰が痛い場合、何が考えられますか?
ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など、さまざまな病気の可能性があります。
一般的な腰痛の原因には、椎間板(腰の骨と骨の間のクッション)や脊柱管(神経の通り道)の異常があります。
これらの部位にかかる力の向きや大きさは姿勢によって変わるため、寝ているときよりも立っているときのほうがつらく感じる方もいます。
例えば、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアのように、椎間板に原因がある病気の方には、立っていられないような腰痛を感じる方がいます。
脊柱管狭窄症のように脊柱管に異常がある病気の方では、腰をまっすぐに伸ばして立っている際に、腰痛や足のしびれが悪化する場合があります。
また、頻度は低くなりますが、骨粗鬆症のある方では腰の骨の骨折(=圧迫骨折)を起こすことがあり、この場合も立っている体を支えることができなくなる場合があります。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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