ぎっくり腰の場合、病院に行く目安はありますか?
まずは安静にして、2~3時間で症状が改善してきたら少しずつ動いてみましょう。立ち上がるなどの動作が難しければ、整形外科を受診しましょう。
ぎっくり腰の場合の受診の目安
以下のような症状がある場合は、整形外科を受診しましょう。
- ぎっくり腰とは思えない痛みがある
- ぎっくり腰だと思うが2~3時間安静にしてもよくならない
- お尻や足にしびれがある
ぎっくり腰の症状がある場合の対処法
前触れなく急に始まる強い腰痛で、起き上がる時や体をひねる時に激痛が生じる状態のことを、一般的に「ぎっくり腰」と呼びます。ぎっくり腰が疑われる場合は、手持ちの痛み止めがあれば使用し、ベッドなどで2~3時間安静にしてください。
安静にしても症状が改善しない場合
それでも症状が改善しない場合は、受診をして治療を受ける必要があります。
なお、お尻や足にもしびれや痛みがある場合には、腰椎椎間板ヘルニアの可能性があるため注意が必要です。腰痛がぎっくり腰によるものではなく、腰椎椎間板ヘルニアによる場合は、症状の改善により長い時間がかかる可能性があります。
ただ、症状だけでぎっくり腰と見て判断することは難しいことも多いため、原則として安静にしても症状が改善しないときには整形外科を受診しましょう。
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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