ぎっくり腰の場合、主にどのような治療をしますか?
痛み止めを服用し、無理のない程度に普段通りに過ごしましょう。多くの場合1~2週間で自然に回復します。痛みが強い場合には、硬膜外ブロックや神経ブロックなどの治療を行います。
痛みが強過ぎて全く身体を動かすことができない場合を除けば、可能な範囲で動いて構いません。むしろなるべく動き続けているほうが、痛みの改善や復職までの期間が短くなる場合があります。痛み止めを上手く使用することで、より動きやすくなることが多いでしょう。
全く動けないほど症状が強い場合には、入院して安静にし、治療を行う場合があります。その際に飲み薬でも痛みがよくならない場合などには神経ブロック注射を行うことがあります。その他の治療法には、腰の牽引や温熱療法があります。これらは効果が確実に期待できるものではありませんが、長引く症状の改善が早くなる場合があります。
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最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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