内臓の病気が原因で腰痛になることはありますか?
はい、内臓の病気が原因で腰痛になることがあります。頻度は高くはありません。
はい、内臓の病気が原因で腰痛になることがあります。大きく分けると、2つの方法で腰痛につながります。
ひとつ目は、内臓のがんが進行し大きくなっていくことで、腰骨を破壊したり、そのまわりの神経を圧迫したりすることで腰痛が生じる場合です。
これはかなりがんが進行して大きくなった場合であるため、腰痛以外にも各種のがんに特有の症状も伴っている場合が多いです。
2つ目は、がんが腰骨に転移して、その転移したがんによって腰骨が破壊されて腰痛を生じる場合です。
この場合は、がんそのものがあまり大きくなっていなくても生じることがあります。このため、腰痛だけが症状の場合も考えられます。
一方で、一般的な腰痛と異なる点として、ただ座っている・夜寝ているなどの安静な姿勢をとっていても、腰痛が持続することも多い点です。
また、腰痛の期間が長く、症状がだんだん悪化している場合などでも、可能性がないとは言えず注意が必要です。
気になる症状がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。
また、場合によっては、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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