腕が痛む
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2023/07/26
「腕が痛む」がどの病気に関連するかAIでチェックする
腕が痛むという症状について「ユビー」でわかること
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「腕が痛む」はどんな症状ですか?
腕が痛むとは
「腕が痛む」に関連する主の病気には、骨粗しょう症、神経障害性疼痛、慢性疼痛などがあります。
「腕が痛む」に関連する症状はありますか?
「腕が痛む」のQ&A
- A.
一例として、神経痛や筋肉痛などが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腕が痛くてだるい時に考えられる原因はさまざまであり、以下はその一例です。
神経痛
首や肩の周囲の神経の圧迫により、腕のだるさや痛み、痺れが生じます。まずは痛み止めの内服やリハビリによる柔軟性・姿勢の改善を行いますが、病状の程度によっては手術を行う場合もあります。
筋肉痛
運動や重労働の後に生じます。安静やストレッチ、痛み止めの使用が有効です。
- A.
腕のズキズキする痛みの場合、神経痛が原因となることは多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る首や肩などの神経の圧迫により、腕がズキズキ痛むことがあります。
具体的には、以下のような病気が考えられます。首の神経が圧迫される病気
よくある病気として、頚椎症性神経根症や頚椎症性脊髄症が考えられます。
これらの病気では、首の骨(頸椎)や椎間板、靭帯などが加齢に伴い変形し、神経が圧迫されることで首や肩、腕にかけての痺れや痛みが起こります。肩の周囲の神経が圧迫される病気
代表例として胸郭出口症候群などが挙げられます。この病気では首から肩の神経(腕神経叢)や血管が圧迫されることにより、腕や手の痛みや痺れ、だるさなどの症状が出ます。
腕のズキズキした痛みによりこれらの病気が疑われる場合、必要に応じてレントゲンやMRIなどの検査を合わせて診断を進めていきます。 - A.
更年期の一つの症状として関節炎や筋肉痛を引き起こることがあり、二の腕の痛みと関連することも考えられます。
解説更年期にはホルモンのレベルの変化によりさまざまな症状が引き起こされ、関節痛や筋肉痛、体のだるさなどの症状が出ることが報告されています。しかし、これが直接的に二の腕の痛みを引き起こすかどうかは一概には言えず、整形外科または婦人科の診察で総合的に判断する必要があります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るWatt, Fiona E. Musculoskeletal pain and menopause. Post reproductive health. 2018, 24, p.34-43.
- A.
いわゆる筋肉痛などの腕の使いすぎが原因となる場合や、怪我に伴う場合があります。対処法としては安静、冷却、痛み止めの使用などが有効です。
解説最もよくある腕の筋肉の痛みの原因は使いすぎによる筋肉や腱の炎症による痛みです。
具体的には、比較的大きな筋肉として三角筋や上腕二頭筋、上腕三頭筋、腕橈骨筋などが挙げられ、これらの筋肉の使いすぎにより筋肉痛が起こることがあります。また、筋肉から連続する腱や、骨と腱が付着する部位(腱付着部)での炎症でも腕の痛みが起こることが多く、上腕二頭筋腱炎、上腕骨外側上顆炎、上腕骨内側上顆炎などの病気が挙げられます。
これらの病気に対しては、ストレッチや安静が有効となります。
また、打撲などの怪我により筋肉の痛みが出ている場合、筋挫傷や筋内血腫などの状態が考えられます。痛みがある場合は安静を心がけ、腫れを伴う場合にはアイシングや湿布を試してみましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る織田弘美整形外科外来勤務ハンドブック. 南江堂2007
Katherine R S Holzbaur. Upper limb muscle volumes in adult subjects. Journal of biomechanics. 2007, 40, p.742-9. - A.
手の使いすぎを避け、痛みや違和感を感じた場合は定期的にストレッチをしましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腕の痛みの原因として多いのは手の使いすぎによる腱や筋の炎症です。
スポーツや仕事で腕を使いすぎている場合は負荷を減らすよう心がけましょう。また、軽いストレッチを取り入れることも有効です。
怪我により痛みが出ている場合は腕を無理に動かさないようにして、できるだけ安静にします。腫れがある場合にはアイシングや軽い圧迫が有効でしょう。 - A.
骨折や脱臼などの怪我や、使いすぎによる腱や関節の痛み、神経痛などさまざまな原因が考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る肘から下の腕の部分(前腕)が痛む原因として、以下のような病気が考えられます。
怪我をした場合
転倒して手をついた時や、硬いものが前腕に直接ぶつかった場合などに起こります。
骨折
橈骨骨折、尺骨骨折、モンテジア骨折、ガレアッチ骨折、上腕骨骨折、骨挫傷
骨以外の組織が損傷する疾患
肘関節脱臼、肘内障(小児のみ)、内出血
怪我を伴わない場合
手の使いすぎによる疾患
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)、上腕骨内側上顆炎、野球肘、腱鞘炎
関節の変形による疾患
変形性肘関節症、変形性手関節症
神経の痛みによる疾患
頚椎症性神経根症、肘部管症候群、橈骨神経麻痺
上記はあくまでも代表例です。
手首の痛みをきたす原因は多岐にわたり、実際には他にもさまざまな病気が考えられます。 - A.
肩から手までのいわゆる「腕」が、全体的ないし部分的に痛むことを指します。
解説「腕」とは一般的に肩から手までの部分を指し、専門的には「上肢(じょうし)」と呼ばれます。
腕は肘を境に、肩に近い方を上腕、手の方を前腕と呼びます。
腕の痛みには多くの原因や種類があり、例えば、打撲や骨折などの怪我による部分的な痛みの場合や、神経痛により腕が全体的に痺れて痛む場合、使いすぎにより筋や腱が痛む場合など、多くの症状が含まれます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る織田弘美整形外科外来勤務ハンドブック. 南江堂2007
Moloney, Niamh A et al. The clinical utility of pain classification in non-specific arm pain. Manual therapy. 2015, 20, p.157-65. - A.
腕の痛みが続くようなら、早めに病院を受診しましょう。早期診断で適切な治療につながる場合があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る腕の痛みが継続する場合、病院に行くことは重要です。
痛みが一時的なものであれば必ずしも受診が必要ではありませんが、症状が長引く場合はなんらかの病気が隠れている可能性があります。
特に、腕のしびれや力が入らない(脱力)、または痛みが急激に強くなるような場合は、神経や筋肉に関する病状が疑われるため、早急に専門科を受診するべきでしょう。早期発見と治療により、症状が進行することを防ぐことにつながります。
病院での早めの診断により、適切な治療法が見つかることが期待できるため、症状が続く場合は自己判断せずに専門家に相談することが大切です。 - A.
整形外科を受診しましょう。
解説腕の痛みがある場合、まずは近隣の病院やクリニックの整形外科を受診しましょう。
休日や夜間に怪我や急な痛みが出た場合は、できれば事前に問い合わせをして救急対応のできる病院を受診しましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る - A.
怪我によって痛みや強い腫れが生じた時や、怪我していないにも関わらず急に強い痛みが出た時は、早めの受診を検討しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る早めに受診をした方が良い場合
怪我をした場合
骨折や打撲などが考えられ、処置が必要となることがあります。特に、見た目が変形している場合や強い腫れを伴う場合には骨折の可能性がより高くなります。
急に痺れるような痛みが出た場合
神経の圧迫による痛みが考えられます。首や肩、肘の周りで圧迫が起こることが多いです。
腕が急に腫れて熱を持ち、痛みを伴う場合
皮膚や関節などの感染症の可能性が考えられ、その場合は早めに抗生剤による治療を検討する必要があります。
急ぐ必要はないが受診が勧められる場合
慢性的に腕の痛みが続く場合
使いすぎによる筋肉や腱の炎症、関節の変形による病気などが考えられます。これらの原因の場合、運動や作業などの負荷を減らすことにより症状が軽くなる場合がありますが、症状が続くようであれば、整形外科の受診を検討しましょう。
- A.
即効性のある対処法として、ストレッチやマッサージ、温熱療法などがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る原因にもよりますが、腕の痛みを和らげるためには最初に軽いストレッチやマッサージの実施が推奨されます。
ストレッチやマッサージによって筋肉がほぐれ、血流が改善されることによって痛みが軽減する場合があります。
また、温熱療法も効果的です。温かいタオルや湯たんぽ、温湿布などを痛みのある部位に当てることで血行が促進され、筋肉の緊張が緩和されることがあります。
これらの対処法は即効性があり、痛みを和らげる助けになります。 - A.
ストレスが原因で腕が痛むこともあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るストレスは身体の痛みと関連していることが多く、ストレスが腕の痛みをはじめとした症状に関係することは珍しくありません。
ストレスは身体にさまざまな影響を与えます。ストレスが蓄積すると自律神経が乱れ、交感神経が活性化して筋肉が緊張しやすくなります。
筋肉の緊張は、腕を含むさまざまな部位に痛みを引き起こす原因のひとつです。
また、仕事や日常生活での悪い姿勢や過度な緊張が続くと、腕や肩の筋肉が硬くなって痛みを感じる機会が増えることがあります。
さらに、ストレスを感じる状況では痛みに敏感になり、普段は痛みとして感じない刺激も痛みとして感じやすくなります。
このように、ストレスは身体の痛みと関連していることが多く、ストレスが症状に影響を与えることは珍しくありません。 - A.
がんにより腕の痛みを生じることがあります。特にがんの転移に伴う症状の場合が大半を占めます。
解説一般的に、腕からがんが発生することは非常に稀です。
一方、内臓のがんが転移して骨や神経の痛みを生じることはよく起こります。具体的には、例えば首の骨(頚椎)や肩へがんが転移し、そこで腕につながる神経を圧迫すると、腕の痺れや痛みが出ます。
また、がんが上腕骨などの腕の骨に転移して痛みが出ることもあり、がんが骨に転移した場合には骨が脆くなり、骨折しやすくなります。これを病的骨折と呼び、病的骨折を契機に内臓のがんが発見されることもあります。
なお、稀な例として、脊髄などの神経やその周囲にがんが発生し、腕につながる神経を圧迫することで腕の痛みや痺れが出る場合もあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るColeman RE. Clinical features of metastatic bone disease and risk of skeletal morbidity. Clinical cancer research : an official journal of the American Association for Cancer Research. 2006, 12, p.6243s-6249s.
織田弘美整形外科外来勤務ハンドブック. 南江堂2007
腕が痛むという症状はどんな病気に関連しますか?
腕が痛むという症状について、医師からのよくある質問
- 痛い場所は、普段よく動かすところですか?
- 患部は赤くなっていますか?
- 患部は腫れていますか?
- しびれや感覚のおかしさを感じますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 整形外科