口唇ヘルペスとカンジダが併発することはありますか?
可能性はあります。
「口唇ヘルペスとカンジダが併発することはありますか?」に関しては、以下に個人の見解を記載します。
口唇ヘルペスとカンジダが、併発する可能性はあります。口唇ヘルペスが再発する原因は、主に免疫力の低下です。
口唇ヘルペスの原因となる単純ヘルペスウイルス(HSV)は、初感染後に発熱、紫外線、性交、歯科治療などの刺激やストレスや、免疫を下げる治療・悪性腫瘍を含めた細胞性免疫の低下などで、潜伏ウイルスが増殖して、HSV-1は主に上半身に、HSV-2は下半身に発症します。
免疫力が低下すると、HSVだけでなく、カンジダなどの真菌(カビ)に感染するリスクも高くなります。そのため、HSV感染症が発症しやすい口まわりや陰部付近にも、カンジダ症を併発する可能性はあると言えます。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
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