乾癬性紅皮症で皮膚が大量に落ちる時はどうすればいいですか?
皮膚への刺激を避けることを意識しましょう。
乾癬性紅皮症で皮膚が大量に落ちる時は、(もちろん皮膚科での治療を遵守した上で)皮膚への刺激を避けることを意識した生活をしましょう。
乾癬では、皮疹のない部位に刺激が加わると、そこに新たな皮疹が生じることがあります。これは「ケブネル現象」と呼ばれ、掻き傷や切り傷のほか、髭剃り、虫さされ、靴ずれ、メガネや衣服で肌がこすれることでも起こります。
衣服は、身体をしめつけないゆったりとしたものが望ましいです。寝具も含め、皮膚に直接触れるものは綿素材にし、化学繊維やウール製品は避けましょう。シルクやコットンなど、天然素材のものを選ぶのがお勧めです。
また、ズボンのベルト、シャツの襟や袖口、腕時計などは、皮膚に接触して刺激を与えやすいため注意しましょう。また、肌への刺激が少ないものを選ぶことに気を付けることはもちろん、服は毎日身に着けるものなので肌触りがよく、自分がいいと思ったものを身に着けながらファッションを楽しむことも大切です。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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