乾癬性紅皮症は画像のみで診断できますか?
できることもありますが、確定診断には受診が必要です。
乾癬性紅皮症は画像のみで診断できることもありますが、まずは皮膚科などの医療機関の受診をお勧めします。
乾癬性紅皮症では、手足や体幹などに厚い銀白色の鱗屑(りんせつ:かさかさした粉のようなもの)を伴った紅斑(赤み)・丘疹といった尋常性乾癬による皮疹が体表面積の90%以上に広がり、健常な皮膚をほとんど残さないような皮膚症状をきたします。
写真など画像のみで診断できることもありますが、確定診断には皮膚の一部を麻酔して採取する皮膚生検という検査が必要となり、鑑別すべき皮膚疾患は他にもあるため、可能であれば皮膚科などの医療機関の受診をしましょう。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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