乾癬性紅皮症は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
塗り薬・飲み薬などで治療します。副作用は薬によって様々です。
乾癬性紅皮症の治療薬には、大きく分けて塗り薬・飲み薬・注射薬などがあります。
塗り薬として、ビタミンD3やステロイド、タピナロフ(ブイタマーⓇ)等といったものを用います。塗り薬だけでは十分な症状の改善が見られない場合は、飲み薬や紫外線(光線)療法を追加します。
飲み薬の種類としては、
- 免疫抑制剤:メソトレキサート(リウマトレックスⓇ)、シクロスポリン(ネオーラルⓇ)
- 上皮組織の増殖・分化を調節する薬:エトレチナート(チガソンⓇ)
- 炎症を調節する薬:アプレミラスト(オテズラⓇ)、デュークラバシチニブ(ソーティクツⓇ)
等といったものが用いられます。
どの薬を用いるかは、主治医の方針や患者さんの希望、皮疹の重症度や既往歴、血液検査の結果などをもとに決めていきます。
副作用は薬により種類や頻度も様々ですが、肝・腎機能障害、消化器症状、感染症などが挙げられます。
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
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