前立腺がんのステージ(転移の有無別)について教えてください。
前立腺がんのステージはおおまかに3つに分けられます。
個人個人で病気の進行度や悪性度は異なりますが、TNM分類(がんの大きさ・リンパ節転移・遠隔転移による詳細な進行度の分類)を元に、診断時の前立腺がんのステージはステージⅠ〜Ⅳに分けられます。さらに大きく分けると下記のように3つに分けられます。
ステージⅠとⅡ
がんが前立腺の被膜(前立腺を覆いつつむ膜)を超えず、前立腺の中にとどまっている状態。
ステージⅢ
がんが前立腺の被膜を超えている、または被膜を超えて隣接する構造物にも浸潤している状態。
ステージⅣ
がんがリンパ節を含めて、前立腺に隣接していない臓器に転移している状態。
なお、前立腺がんの診断から5年後の相対生存率(5年相対生存率)については、診断時のステージが転移のないステージⅠ~Ⅲだった場合約100%、転移のあるステージⅣの場合約65.1%であるとする報告があります。転移の有無によってかなり大きく生存率が変わってくるため、早期発見・早期診断のためにも定期健診を受診するようにしましょう。
また、前立腺がんの進展リスクなどを大まかに予想するにあたっては、ステージに加えて、血液検査をはじめとする検査結果が参照されます。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
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