「リンパ浮腫」とはどのような病気ですか?
たんぱく質や老廃物などを含むリンパ液が、回収されず皮膚の下などに留まることでむくんでいる状態です。
血管から組織内へと染み出した液体の大半は血液として血管内に回収されますが、残りはタンパク質や老廃物、免疫細胞などと共にリンパ液としてリンパ管内に回収され体内を循環します。
このリンパ液が皮膚の下などに貯留してむくんでいる状態を「リンパ浮腫」と呼びます。
何らかの原因で手足などに部分的に生じることが多く、水分が貯留している一般的な浮腫と異なり、皮膚が厚くなり硬く感じることもあります。
また、指で押した際に、痕が残りにくいこともリンパ浮腫の特徴のひとつです。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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