「胎便吸引症候群」とはどのような病気ですか?
胎便吸引症候群とは、赤ちゃんが産まれる時に胎便が混ざった羊水を吸い込んでしまうことで起こる障害です。
胎便吸引症候群は、赤ちゃんが産まれる直前、または出産の最中に胎便が肺に入り込み、赤ちゃんが呼吸困難に陥る状態です。
胎便は、赤ちゃんの最初の便となる粘着性のある物質です。産まれる前に胎便が出てしまうと、赤ちゃんは胎便を含んだ羊水を吸い込んでしまうことがあります。胎便が混じった羊水を吸い込むと、気道が塞がれたり肺の組織が損傷を受けたり、赤ちゃんの肺が広がるのを助ける物質であるサーファクタントの働きが阻害されたりすることがあります。
胎便吸引症候群は、産まれた直後の赤ちゃんの呼吸障害を引き起こす可能性があり、まれに命に関わることもあります。
胎便吸引症候群について、特に知りたいことは何ですか?
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埼玉医科大学総合医療センター 小児科
井上 信明 監修
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