乱視の人の目はどうなっていますか?
角膜や水晶体のカーブがゆがみ、光のピントがずれています。
乱視の人の目では、角膜(黒目の表面)や水晶体(レンズ)の形が、まんまるではなく、楕円形やゆがんだ形になっています。そのため、光が一点に集まらず、ピントが複数の場所にずれてしまいます。これにより、物が二重に見えたり、にじんで見えたりすることがあります。乱視にはいくつか種類があり、ゆがみの方向によって分類されます。乱視のタイプには以下のようなものがあります。
直乱視(ちょくらんし)
縦方向(上下)のカーブが強く、縦の線がにじんで見えやすいタイプ。日本人に多い。
倒乱視(とうらんし)
横方向(左右)のカーブが強く、横の線がぼやけて見えるタイプ。加齢で増える傾向あり。
斜乱視(しゃらんし)
ゆがみが斜め方向に現れるタイプ。視界全体に違和感が出やすく、矯正がやや難しい場合もあります。
乱視は外から見ても分かりませんが、目の中では光の通り道がずれてしまっているため、見えにくさや目の疲れにつながります。
正確な検査で自分の乱視のタイプを知り、適切な眼鏡やコンタクトで矯正することが快適な視生活への第一歩です。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
乱視
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです