緊張型頭痛
最終更新日:
どのようにして診断しますか?
亀田総合病院 脳神経内科
原瀬 翔平 監修
回答
頭の痛み方や頭痛の頻度などの聞き取りをもとに診断します。
解説
頭の痛み方や頭痛の頻度、前兆、随伴症状(頭痛に伴って起こる吐き気や光過敏、音過敏など)などについて聞き取りを行って診断します。
ただし、片頭痛との区別が難しいことから、初診時には緊張型頭痛の診断がつかないこともあります。
初診時に診断が確定しなかった場合、治療をしながら経過を見ていくことも多いです。
なお、今まで経験したことのない激しい頭痛がある場合や、神経診察で明らかな神経の異常が認められる場合は、速やかに頭部CTや頭部MRIなどの画像検査を行います。
関連する病気と症状
(参考文献)
頭痛の診療ガイドライン2021. 「頭痛の診療ガイドライン」作成委員会, 2021.
ほかの緊張型頭痛の質問
市販の痛み止めの薬を飲んでも大丈夫ですか?
基本的には問題ありませんが、飲みすぎるとかえって頭痛が悪化する場合があるため注意してください。
薬が効かない場合はどうしたらいいですか?
痛み止めの種類を変えるなどの対応が可能です。医師にご相談ください。
痛み止めの薬はどのタイミングで飲めばいいですか?
痛みを感じ始めたタイミングで飲むことが望ましいです。
一般的にどのような薬を飲んで治療しますか? 副作用はありますか?
痛み止めを飲むことが多いです。漫然と内服するとかえって頭痛がひどくなる薬などもあるため、十分な注意が必要です。
生活習慣で頭痛の予防や改善はできますか?
ストレス解消や運動、姿勢の改善は効果的です。身体を温めてコリをほぐし、筋肉の緊張を取り除くことも大切です。
緊張型頭痛に関連する病気や症状
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