精巣捻転は自然に治る?初期症状やサインは?自力で治せる?
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精巣捻転は自然に治りますか?
精巣捻転は自然に治りますか?
捻れが自然に解消されて症状が改善することもありますが、高い確率で再発します。
精巣捻転の捻れが軽度の場合、自然に改善することはあるものの、高い確率で再発すると言われています。精巣捻転になった方の20〜60%が、短時間で自然に治った一過性の痛みを経験したことがあるとされています。陰嚢の痛みは話しにくいかもしれませんが、痛みを感じたら遠慮せずに泌尿器科や救急科、小児科に相談しましょう。
精巣捻転は夜間など、営業している医療機関が少ない時間に発症しやすいことが多いですが、治療までの時間は精巣温存に関わってきます。症状が悪化するようであれば、我慢せずに受診しましょう。
(参考文献)
精巣捻転には初期症状はありますか?
精巣捻転には初期症状はありますか?
陰嚢の辺りが突然痛むことが主ですが、吐き気や嘔吐を生じることもあります。
精巣捻転が起こると精巣への血流が途絶え、陰嚢に急激な痛みを生じます。精巣は元々お腹の中にあり、お腹の内側から陰嚢の中へと移動しているため、下腹部(お腹の下のほう)や鼠径部(股の辺り)も痛むことがあります。また、腹腔神経節(お腹の神経)に刺激が加わることで、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。捻れ具合によっては、通常の位置よりも精巣が持ち上がることもあります。
なお、精巣捻転を起こした方の20〜60%の方が、突然発症して自然に治る一過性の陰嚢痛の発作を事前に経験しているとの報告もあります。
発症からしばらく経つと、血流が途絶えて精巣に炎症を生じることで、次第に精巣が硬く変化し、陰嚢には腫れや赤みが生じます。
精巣捻転を自力で治すことはできますか?
精巣捻転を自力で治すことはできますか?
自力で治すことは基本的には難しく、治っても高い確率で再発します。
精巣捻転は基本的に外側から内側に向って捻れることが多いです。手術ができない状況では、痛みなどの症状を改善するために専門医が用手的整復(手を使って臓器などを正しい位置に戻すこと)を試みることはあります。ただ、実際に精巣捻転があるか、どのような方向や角度に回転しているのか(例えば1回転なのか1回転半なのかなど)といったことは手術でしか確認できず、また精巣が壊死していないかどうかも直接観察しないと判断できません。
さらに、実際に精巣捻転があった場合、不妊症のリスクもあり、固定術を行わないと再発することもあるため、早めの手術が必要となります。
以上のことから、精巣捻転を自力で治そうとすることは推奨されません。痛い場合は遠慮せず早めに医療機関を受診しましょう。
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編集・監修基準について
本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。
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東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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