全盲ではどのような症状がありますか?
光を感じない、物がまったく見えない、視認ができなくなります。
全盲では、周囲の景色や物体の形、色などがまったく見えず、光の有無すら判別できないことが典型的です。光覚が残る場合でも、光が当たっていることを感じる程度で視認には至りません。
視覚情報が得られないため、移動時に視覚情報に頼ることができず、段差や障害物の発見が難しくなります。また、文字の読み書きができない、顔が認識できない、生活動作で物の位置を記憶に頼る必要があるなど、日常生活の多くが視覚以外の感覚に依存するようになります。
不安が生じることもあり、環境調整や支援機器の活用、専門的なリハビリが重要となります。
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東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
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