糖尿病網膜症
「糖尿病網膜症」とは、糖尿病で高血糖状態が続くことで、目の毛細血管が傷ついたり、詰まったりすることが原因で起こる病気です。視力低下や視野障害、かすみ目などの症状があります。初期は自覚症状に乏しいことが多いので、糖尿病の方は症状がなくても定期的に眼科を受診するようにしましょう。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
おすすめのQ&A
もっと見る病気について
症状について
糖尿病で高血糖状態が続くことで、網膜という構造に障害が生じてしまう病気です。
進行すると、視力低下や視野障害、かすみ目、視野の中にゴミが見えるなどの症状が現れます。
初期は自覚症状がないことが多いので、糖尿病の場合は定期的に眼科で診察を受けることが推奨されています。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
日本における失明原因は、緑内障、網膜色素変性症に次いで、3位(13%)に糖尿病網膜症とされています。
治療について
血糖コントロールが主軸となります。進行すると、レーザー治療、手術が行われることもあります。
糖尿病網膜症の場合は、食生活を気にかけ、適切な運動を心がけましょう。
進行すると不可逆的な病気となるので、血糖コントロールと定期的な病院の受診が重要です。
レーザー治療を行うと見えづらくなることがあります。術後は激しい運動はしないようにしましょう。
全く痛くないか、少しピリピリする程度のことが多いです。照射回数が多い施術では、鈍い痛みを感じることもあります。
受診について
検査について
薬について
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです