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のうこうそく

脳梗塞

同義語

脳卒中,脳血管疾患

「脳梗塞」とは、なんらかの原因で脳の血管が閉塞し、血流が少なくなる、または途絶えることで、栄養や酸素が脳神経細胞に行き渡らず機能障害を起こす病気です。片方の手足の麻痺やしびれ、視野が欠ける、意識障害、呂律のまわりにくさ、食べ物の飲み込みの悪さなど様々な症状が突然出現します。

新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科

武井 悠香子 監修

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病気について

「脳梗塞」とはどのような病気ですか?

脳動脈のつまりや血管が細くなることにより、脳の血流不良が起き酸素や栄養が行き渡らず脳細胞が死んでしまう病気で、体を動かせない、感覚がわからないなどさまざまな症状が出ます。

脳梗塞の前兆はどのようなものがありますか?

脳梗塞は前兆なく、突然起こることがほとんどです。

脳梗塞では、どのような後遺症がみられますか?

主な後遺症として構音障害(呂律が回らない)、運動障害、感覚障害などがあります。

首の後ろが痛いのですが、脳梗塞でしょうか?

一概には言えません。脳に栄養を送る血管が裂けている可能性はあります。脳神経外科、神経内科等へご相談ください。

脳梗塞と脳卒中の違いはなんですか?

脳卒中は、脳血管のトラブルで脳に障害をきたす病気の総称であり、脳梗塞は脳卒中の一種です。

脳梗塞は一週間が山というのは本当ですか?

脳梗塞後に脳浮腫が起こる可能性があり、そのピークが発症3~5日後と言われているため、一週間が山と言われることが多いです。

脳梗塞で容態が急変して死亡することはありますか?

脳梗塞の急変による死亡例はあります。

脳梗塞にはどうやって気づくのですか?

脳梗塞に気づく主なサインとして「FAST」のキャッチフレーズを覚えておきましょう。

脳梗塞になると長生きできないのですか?余命はどのくらいですか?

脳梗塞を発症した人は健康な人と比べて余命が短くなるとされています。

脳梗塞は予防できますか?

初発予防として生活改善、再発予防としてはそれに加えて血栓ができにくくなるような薬物療法があります。

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