太ももの痛みと脳梗塞の後遺症について、原因を教えてください。

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80代女性のご相談

太ももの痛みについて相談させていただきます。私は高血圧と高コレステロールの治療を受けています。医師からは脳梗塞の後遺症と言われていますが、最初は歩きづらい程度だったものの、最近では痛みが増し、歩行が不自由になってきました。 明らかな発作はなく、医師は脳梗塞の後遺症が進行することはないと考えており、特別な治療法はないとされています。しかし、MRIで過去の梗塞が見つかったものの、発作は起こしていません。痛みの原因を知りたいと思っています。 この状況に対してどのように対処すればよいのか、また、ほかに考えられる原因や治療法があれば教えていただけると助かります。アドバイスをいただければ幸いです。
医師の回答

太ももの痛みで歩くのがつらくなってきたとのこと、本当に心配ですよね。脳梗塞の後遺症と言われても、適切な治療法がないと聞くと不安になるのは当然です。脳梗塞の後遺症で痛みやしびれが出ることはありますが、多くの場合、数ヶ月から1年ほどで症状が落ち着くことが多いです。今回のように、しばらく経ってから症状が悪化するのは珍しいかもしれません。

また、明らかな発作がなかったとのことですので、大きな症状が残る可能性は低いかもしれません。ただし、脳梗塞は再発のリスクがあるため、体の動かしにくさがある場合は注意が必要です。

歩きづらさや太ももの痛みの原因として考えられるものには、次のようなものがあります。

【考えられる原因】

  • 腰部脊柱管狭窄症:神経が通る管が狭くなり、神経が圧迫されて痛みやしびれが出ることがあります。安静にしていると症状は軽くなることが多いですが、歩くと悪化することがあります。
  • 変形性股関節症:股関節の軟骨がすり減ることで痛みや動きの制限が出ることがあります。初期には症状がないこともありますが、進行すると痛みや違和感、歩きづらさが現れることがあります。
  • その他の疾患:パーキンソン病や多発性硬化症などの神経の病気で、歩きづらさを感じることもあります。痛みがあまりないことが多いですが、整形外科で診断がつかない場合は、神経内科で相談するのもひとつの方法です。

【次のアクション】

  • 整形外科の受診:変形性股関節症や腰部脊柱管狭窄症は、よくある痛みの原因です。整形外科で相談し、必要に応じてレントゲンやMRI検査を受けることを考えてみてください。
  • 脳神経外科、神経内科の受診:脳梗塞の再発や神経の病気の可能性も完全には否定できません。整形外科で診断がつかない場合は、脳神経外科や神経内科での検査を検討してください。

【まとめ】

太ももの痛みと歩きづらさの原因として、変形性股関節症や腰部脊柱管狭窄症などが考えられます。まずは整形外科で相談してみましょう。それでも診断がつかない場合は、脳神経外科や神経内科での精密検査も視野に入れてみてください。どんなときもあなたの健康が一番大切ですから、無理せずに専門家に相談してくださいね。

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