腰椎すべり症と診断された時に、やってはいけないことは何ですか?
腰椎すべり症の治療では安静にすることが大切です。腰に負担のかかる動作や過度なスポーツは避けましょう。
腰椎すべり症の多くは、加齢に伴って腰の骨と骨との間にあるクッション(椎間板)が傷むことで、腰の骨がずれやすくなることによって発症すると考えられています。腰の骨がずれやすい状態で腰に負担がかかる動作を続けてしまうと、腰の骨や関節に負担がかかって変形が進んでいきます。そのため、以下のような腰に負担がかかる動作を避けましょう。
- 重いものを持ち上げたり、持ち続けたりする
- 長時間座りっぱなしになる
- 過度なスポーツ(ただし運動不足も避ける)
- 腰を曲げたり反らしたりした状態での作業
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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腰椎すべり症には初期症状はありますか?
腰椎すべり症の初期症状は腰痛だけであることが多いです。
腰椎すべり症の原因や考えられる症状には何がありますか?
腰椎すべり症は「変性すべり症」と「分離すべり症」に分けられます。前者は加齢が主な原因で、後者は腰椎分離症から移行して起こります。
腰椎すべり症とはどのような病気ですか?
腰の骨が前後方向にずれる(=すべる)ことで腰の関節や神経に負担がかかり、腰痛や足の痛み・しびれが生じる病気です。
腰椎すべり症について医療機関を受診する目安はありますか?
腰痛などの症状により日常生活に支障をきたしている場合には、医療機関を受診しましょう。
腰椎すべり症の痛みが軽減する寝方はありますか?
仰向けで寝る時に膝下にクッションや座布団を入れて膝を立てると腰が丸まり、寝ている時の腰痛が軽減されます。
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