手足口病に対して自分でできる即効性のある対処法はありますか?
手足口病の対処法は、解熱鎮痛薬や水分補給、冷たい食事で症状を和らげることです。
手足口病に対する即効性のある特効薬は存在しませんが、症状を和らげるために、いくつかの自宅での対処法があります。
まず、発熱や痛みを伴う場合、市販の解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンなど)を使用することが推奨されます。ただし、特に小児の場合は、薬剤の使用について医師や薬剤師に相談することが重要です。解熱剤を使う際には、添付文書に従い、使用量や適応に注意が必要です。
喉や口内の痛みが強い場合には、冷たい飲み物やアイスクリームなど、刺激の少ない食品を摂取すると痛みを緩和できます。また、脱水症状を防ぐために、水分補給はこまめに行うことが重要です。特にスポーツドリンクや経口補水液が有効です。
手足の発疹に対しては、特にかゆみや痛みがなければ自然治癒を待つのが一般的ですが、症状が強い場合には、医師の診察を受けましょう。医師の指示に従い、軟膏などを使用することがあります。
重要なのは、ウイルス感染であるため、症状が自然に軽快するまで無理をせず、十分な休養をとることです。
公開日:
最終更新日:
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
手足口病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
手足口病とはどのような病気ですか?
夏に流行するウイルス感染症です。
手足口病にはどのようにして感染しますか?
飛沫(ひまつ)感染と接触感染が原因となります。
手足口病の原因になるウイルスには何がありますか?
コクサッキーウイルスとエンテロウイルスの一種が、主な原因と考えられています。
手足口病にはどのような人がなりやすいですか?
4歳くらいまでの幼児が中心で、患者の半数が2歳以下だと言われています。まれに大人も感染します。
手足口病を放置するとどうなりますか?
ほとんどは自然に治りますが、まれに髄膜炎(ずいまくえん)などの合併症が生じることもあります。
手足口病は再発するものなのでしょうか?
同じウイルスが原因での再発はありませんが、種類の違うウイルスによって手足口病が再発する場合があります。
手足口病の感染予防する方法はありますか?
手足口病に有効なワクチンなどはないため、手洗いや消毒などの一般的な感染対策を行うことが大切です。
手足口病に感染後の、保育園や幼稚園に登園する目安はありますか?
本人が元気になれば登園可能です。
手足口病はどのような症状ですか?
口、手、足などに水疱性(すいほうせい)の発疹(ほっしん)が生じます。熱が出る場合もあります。
手足口病に初期症状はありますか?
口、手、足などに水疱性の発疹が生じます。
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。