10代や20代などの若年層でも手足口病になるリスクはありますか?
手足口病は主に子供に多いですが、10代や20代の若年層でも感染リスクがあります。
手足口病は、主に小児にみられるウイルス性疾患で、特に5歳以下の子供で多く報告されています。しかし、10代や20代の若年層でも手足口病にかかるリスクはあります。
手足口病の原因となるエンテロウイルス(特にコクサッキーウイルスA16やエンテロウイルス71)は、年齢にかかわらず感染する可能性があります。
通常、成人や年長児高齢の子供では軽症で済むことが多いですが、免疫力が低下している免疫が未熟な場合や特定のウイルスに対する免疫がない場合、症状が発症することがあります。
また、手足口病は主に飛沫感染や接触感染で広がるため、集団生活や学校、職場などでウイルスに触れる機会が増えることも、若年層が感染する一因です。
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最終更新日:
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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手足口病とはどのような病気ですか?
夏に流行するウイルス感染症です。
手足口病にはどのようにして感染しますか?
飛沫(ひまつ)感染と接触感染が原因となります。
手足口病の原因になるウイルスには何がありますか?
コクサッキーウイルスとエンテロウイルスの一種が、主な原因と考えられています。
手足口病にはどのような人がなりやすいですか?
4歳くらいまでの幼児が中心で、患者の半数が2歳以下だと言われています。まれに大人も感染します。
手足口病を放置するとどうなりますか?
ほとんどは自然に治りますが、まれに髄膜炎(ずいまくえん)などの合併症が生じることもあります。
手足口病は再発するものなのでしょうか?
同じウイルスが原因での再発はありませんが、種類の違うウイルスによって手足口病が再発する場合があります。
手足口病の感染予防する方法はありますか?
手足口病に有効なワクチンなどはないため、手洗いや消毒などの一般的な感染対策を行うことが大切です。
手足口病に感染後の、保育園や幼稚園に登園する目安はありますか?
本人が元気になれば登園可能です。
手足口病はどのような症状ですか?
口、手、足などに水疱性(すいほうせい)の発疹(ほっしん)が生じます。熱が出る場合もあります。
手足口病に初期症状はありますか?
口、手、足などに水疱性の発疹が生じます。
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