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起立性調節障害
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最終更新日:
一般的にどのような治療を行いますか?
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
ご本人と周りの人たちに病気についてしっかりと理解してもらったうえで、生活リズムの改善などを中心に治療を行います。
解説
まずはご本人とそのご家族、学校関係者などの周りの方々に、病気についてきちんと知ってもらい、起立性調節障害が怠けではなく身体疾患であることを理解してもらいます。
そのうえで、
- 立ち上がるときはゆっくり立ち上がる
- 早寝早起きを心がける
- 日常生活の中で軽い運動をする
といった日常生活での工夫によって、症状の改善をめざします。
なかなか症状が改善しないときは、薬物療法の実施を検討します。
また、心理社会的な要因が発症に関わっていると考えられる場合は、環境調整や心理療法を行います。
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(参考文献)
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治療中に、日常生活で気を付けることは何でしょうか?
症状を悪化させない日常的な工夫をしつつ、ストレスの少ない生活を心がけましょう。
どのような症状が見られますか?
おもに立ちくらみ・めまい・ふらつき・頭痛・体のだるさなどが見られます。
どのようにして診断しますか?
まず問診を行ったうえで血液検査や検尿を行い、起立性調節障害の可能性が高いと判断された場合は、新起立試験を行って診断を確定させます。
薬が効かない場合はどうしたらいいですか?
薬を4週間飲んでもまったく改善しない場合、専門医の受診を検討しましょう。
一般的にどのような薬を飲んで治療しますか?副作用はありますか?
血圧の低下をおさえる薬を用いることがあります。
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