黄疸の原因として、何が考えられますか?
肝臓や胆管・膵臓などの病気が原因となる場合が多いです。血液の病気でも黄疸になることがあります。
黄疸の原因は主に以下が考えられます。
肝臓の働きが低下する病気
肝炎や肝硬変、肝がんといった肝臓の病気が原因で肝臓の働きが低下することで、黄疸をきたします。
胆管の流れを悪くする病気
肝臓から腸の中に胆汁を出す胆管という通り道が狭くなったり塞がれたりすると、胆汁が排出されず、ビリルビンが体内に留まり黄疸になります。
下記のような胆管や膵臓の病気が関係します。
- 胆管結石
- 胆管がん
- 膵臓がん
血液の病気
ビリルビンは血液の中の赤血球に含まれるヘモグロビンの分解物なので、溶血という赤血球が壊れる状態でもビリルビンが増えて黄疸になります。溶血はある種の貧血など血液の病気で起こることが多いです。
新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器科
吉岡 藍子 監修
(参考文献)
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