「嗅覚障害」とはどのような症状ですか?
においが分からなくなったり、においの感じ方が今までと異なったりと、嗅覚に異常がある状態を指します。
嗅覚(きゅうかく)とは「におい」を感じる感覚のことで、嗅覚障害とは、この嗅覚に何らかの異常が生じている状態のことを指します。
嗅覚障害は、量的障害と質的障害の2つに分類されます。
量的障害
においの感覚の程度が弱くなる状態のことで、以下のような症状があります。
- 全くにおいが感じられない(嗅覚脱失)
- においは感じられるが、いつもよりも感じ方が低下している(嗅覚低下)
質的障害
いつもと違うにおいの感じ方をしてしまう状態のことで、以下のような症状が挙げられます。
- 本来のにおいと異なるにおいを感じる(刺激性異嗅症)
- 何もにおいがないはずなのに突然においを感じる(自発性異嗅症)
- ある特定のにおいだけ分からない(嗅盲)
- 普段気にならないにおいに強く反応してしまう(嗅覚過敏)
- 常に臭いにおいを感じる(悪臭症)
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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