異臭症とはどのような症状ですか?
実際にはにおいが無いのに何らかのにおいを感じたり、あるにおいを実際とは異なるにおいとして感じたりすることです。
異臭症(いしゅうしょう)とは、嗅覚に関わる細胞や脳の一部に異常が起こることで、においの感じ方に異常が生じる嗅覚障害です。
においを不快なものとして感じることが多く、「刺激性異臭症」と「自発性異臭症」に分けられます。
刺激性異臭症
刺激性異臭症とは、実際に何らかのにおいがある状況で、そのもの本来のにおいと異なるにおいを感じたり、何のにおいを嗅いでも同じにおいとして感じたりしてしまう症状を指します。
具体的には、○○から△△のにおいがするように感じたり、シャンプーやリンス、芳香剤が全て同じにおいに感じたりします。
自発性異臭症
自発性異臭症とは、実際には周りににおいがないにもかかわらず、常に鼻や頭の中ににおいを感じてしまったり、突然においを感じたりする症状を指します。
具体的には、焦げ臭いにおいやタバコのようなにおいといった、不快なにおいを感じることが多いです。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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