認知症
「認知症」とは、脳の病気や障害など様々な原因で記憶や思考などの認知機能が低下し、日常生活に支障をきたす症状のことをいいます。症状には、同じことを何回も話す、物忘れが多い、喜怒哀楽が激しくなる、意欲が低下するなどが挙げられます。認知症は根本的な治療方法がなく、基本的には症状 の緩和や進行の抑制などが主な治療方法になります。
熱田リハビリテーション病院 一般内科
森岡 万里奈 監修
おすすめのQ&A
もっと見る検査について
認知機能の評価と、認知症以外の原因となる疾患を調べる検査をします。
認知機能検査は、認知機能障害が疑われた場合に行われるスクリーニング検査であり、さまざまな検査があります。
認知症で最も一般的に行われている検査では、年齢や場所などの9つの質問に答えられるかを確認します。
認知機能検査で最も一般的に行われている検査では、30点満点で20点以下の場合に認知症が疑われます。
異常を指摘された原因によります。認知症であれば症状が進行するため、放置せず受診を続けましょう。
脳神経内科、精神科、心療内科、もの忘れ外来を受診ましょう。
病気について
遺伝する認知症もありますが、ほとんどは遺伝とは関係なく発症します。
食欲が落ちる原因はいろいろあります。必要に応じて医師とも相談し、何が原因なのかを調べます。
一般的には食べ物を飲み込む機能が悪くなり、誤嚥や窒息が起こりやすい状態になります
脳梗塞や脳出血など、脳の病気が起こっている可能性も考えられます。そのほか、環境の変化なども影響します。
痴呆症は、認知症の以前の呼び方です。「痴呆」という言葉には侮蔑的な表現が含まれているとして、2004年12月に認知症と呼称変更されました。
65歳未満で発症するアルツハイマー型認知症のことを「若年性アルツハイマー」と呼びます。主に、物忘れ、判断力の低下、段取りがうまくいかないといった症状が特徴です。
特に特定の性格で認知症になりやすいと証明されたものはありません。
家族歴や生活習慣病は認知症のリスク因子です。
栄養バランスの取れた食事が勧められています。
現時点では、はっきりしていません。
効果があると考えられます。
身体と頭を使うトレーニングが効果的です。
4種類それぞれの詳しい特徴は解説をご覧ください。
一概には言えず、個人差があります。
個人差があるので一概には言えません。また、認知症の種類によっても異なります。
年齢層によって割合は異なります。
治療について
診断について
症状について
手続きや支援について
薬について
(参考文献)
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