不安障害の胸のざわつきを抑える方法はありますか?
安心できるものや人に頼る、話を聞いてもらう、などが効果的なことがあります。ざわつきをなくそうとせず、受け入れようとすることが役に立つこともあります。
不安症/不安障害で胸がざわつくとき、主治医やカウンセラーと相談して決めている対処法があれば、試してみましょう。
例えば、静かで落ち着ける場所に行く、深呼吸をする、頓服を飲む、などが役立つことがあります。
不安症/不安障害の標準的な治療としては、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(selective serotonin reuptake inhibitor; SSRI)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(serotonin norepinephrine reuptake inhibitor; SNRI)ですが、これらの薬は飲めばすぐに効果が出るというものではありません。
胸のざわつきが出現しにくくなるように、普段から治療を受けておきましょう。
また、認知行動療法も効果がありますので、カウンセリングを受けて、胸のざわつきが募って消えないときの対処法について、あらかじめ相談しておけるとよいでしょう。
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬や睡眠薬、アルコールなどの物質に頼ることは、一時的に効果はあるかもしれませんが、依存性のデメリットのほうが大きいですので、できるだけ避けましょう。
不安障害について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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