足の指の腫れの原因に、内反小趾の可能性はありますか?
はい。足の小指の変形がみられる場合、内反小趾の可能性があります。
頻度の高い病気として「内反小趾」があります。
この病気は、足の小指のつけ根の関節に腫れが見られること、小指が親指の方に向かって曲がっていることで分かります。
炎症が強いと、腫れとともに赤みや熱、痛みを伴います。炎症が落ち着くと痛みが軽快することも多いです。炎症が落ち着くまでの間は痛み止めの使用も有効です。
足先の狭い靴や固い靴で圧迫されることが原因で起こすことがあります。この場合は、足先の広い靴に変える、厚手の靴下を使用することで症状が改善する場合があります。
「外反母趾」も一緒に見られる場合には、全体的に足のアーチ構造が緩んできている可能性があります。この場合はインソールの使用や、足の指を曲げる運動が効果的な場合があります。
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最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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