後部硝子体剥離が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
後部硝子体剥離が疑われる場合には、飛蚊症や光視症が受診の目安になります。
後部硝子体剥離が疑われる場合には、症状の内容や変化が受診の目安になります。特に、突然、飛蚊症が増えたり、暗い場所で光が走るように見える光視症が強く出てきたときは、網膜裂孔や網膜剥離を合併している可能性があるため、早急に眼科を受診することがすすめられます。
また、視界の一部が黒く欠けて見える、カーテンがかかったように視野が遮られるといった症状が出た場合も、網膜剥離の進行が疑われるため緊急性が高いといえます。
一方で、症状が軽度であっても持続する場合や、不安を感じる場合には早めに受診し、網膜に異常がないか確認することが大切です。つまり、症状が急に現れた場合や悪化している場合はすぐに受診し、軽い症状であっても放置せず、眼科で検査を受けることが望ましいといえます。
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東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
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