ぶどう膜炎の原因は何がありますか?
サルコイドーシス、原田病、ベーチェット病といった自己免疫疾患や、細菌・ウイルス感染が原因になります。
ぶどう膜炎の原因はさまざまです。大きく非感染性のぶどう膜炎と感染性のぶどう膜炎の2つに分けられます。
日本ではぶどう膜炎の原因として、非感染性ではサルコイドーシス・原田病・ベーチェット病といった自己免疫疾患(本来は体を守る機能である免疫が、自分自身を攻撃してしまうこと)が、感染性では細菌性・ヘルペス性が、それぞれ多いことが知られています。
非感染性のぶどう膜炎
- サルコイドーシス(約10~13%)
- 原田病(約7%)
- ベーチェット病(約4~6%)
- 強膜炎(約6%)
- ポスナー・シュロスマン症候群(約2%)
- 糖尿病虹彩毛様体炎(約1~2%)
など
感染性のぶどう膜炎
- 細菌性眼内炎(約3~4%)
- ヘルペス性虹彩炎(約4%)
- トキソプラズマ症(約1%)
- サイトメガロウイルス網膜炎(約1%)
など
なお、検査をしても原因が見つからない場合もあります。
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公開日:
最終更新日:
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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「ぶどう膜炎」とはどのような病気ですか?
目の構造のうち、虹彩・毛様体・脈絡膜からなる、ぶどう膜と呼ばれる部分に炎症が生じる病気です。
ぶどう膜炎ではどのような症状がありますか?
症状としては、目の充血や痛み、視界に小さな虫のような影が見られたりかすんだりなどがの症状が生じます。
ぶどう膜炎には初期症状はありますか?
結膜の充血や、目のうずきや痛み、視力の低下などが見られることがあります。
ぶどう膜炎の場合、主にどのような治療をしますか?
原因に合わせて、ステロイドなどの薬の点眼や内服などを行います。
ぶどう膜炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
目の充血や痛み、光を眩しく感じる、視力の低下などが続く場合は、眼科を受診しましょう。
ぶどう膜炎のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
ぶどう膜炎はストレスによって生じますか?
ストレスがあると必ず発症するかは不明ですが、ぶどう膜炎のきっかけとなり得るとの報告もあります。
虹彩炎について教えてください。
虹彩炎は目の虹彩と呼ばれる部分に炎症が生じる病気で、ぶどう膜炎のひとつです。
ぶどう膜炎になるとどんな見え方になりますか?見え方がわかる画像やイラストはありますか?
霧視、飛蚊症、羞明感と呼ばれる見え方になります。写真はありませんが、イメージ画像をご参照ください。
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