肺動脈性肺高血圧症
最終更新日:
治療中に日常生活で気をつけることはありますか?
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
回答
インフルエンザ等の感染症にかかると症状が悪化するおそれがあるので、ワクチン等で予防しましょう。運動の実施については医師と相談しましょう。
解説
日常生活においては、下記のような点に注意しましょう。
感染症対策
感染症にかからないよう、なるべく人混みを避け、外出時などにはマスクを着用しましょう。小まめなや手洗いなども大切です。
また、インフルエンザなどについてはワクチン接種も受けるようにしましょう。
避妊
妊娠・出産はリスクが高いため、避けることが望ましいです。
希望する場合は必ず事前に主治医と相談しましょう。
仕事や旅行
心身に負荷がかかりすぎないよう、周囲と相談しながらスケジュールや内容を無理のないものに調整しましょう。
運動
軽めの運動であればむしろ健康上望ましいですが、過度に負荷のかかる運動は絶対にしないようにしましょう。
運動の実施については、あらかじめ主治医に確認することが望ましいです。
飲酒・喫煙
症状が悪化する可能性があるため、飲酒や喫煙については主治医の指示に従うようにしましょう。
関連する病気と症状
(参考文献)
ほかの肺動脈性肺高血圧症の質問
肺動脈性肺高血圧症になった場合に、受けられる支援はありますか?
国の指定難病として支援を受けられることがあります。
薬が効かない場合や治らない場合はどうしたらいいですか?
他の種類の薬の使用や、複数の薬の併用を検討します。病状によっては在宅酸素療法のほか、肺移植を検討することもあります。
一般的にどのような薬を飲んで治療しますか? 副作用はありますか?
肺の血管を広げる薬を主に用いますが、症状に応じてその他にもいくつかの薬を併用します。薬によっては副作用もあります。
一般的にどのような治療を行いますか?
投薬治療(内服、吸入、点滴)が中心です。病状によっては在宅酸素療法を行うほか、肺移植を検討することもあります。
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