酒さの場合、主にどのような治療をしますか?
酒さの種類や重症度によって異なり、塗り薬や飲み薬、レーザー治療などがあります。
酒さ(酒皶)の種類や重症度によって、治療方法は異なります。
塗り薬や飲み薬、レーザー・光治療などが行われる場合があります。また、日常生活では紫外線などの増悪因子を適切に避けたり、低刺激性の洗顔料や保湿剤を使用することも推奨されます。
紅斑毛細血管拡張型酒皶(第 1 度酒皶、紅斑性酒皶)
レーザー・光治療(パルス色素レーザーなど)が、治療法のひとつとしてガイドラインで推奨されていますが、実施にあたっては個々の皮膚の状態などが十分に考慮されます。
また、皮膚に赤い盛り上がりがある場合は、塗り薬である0.75%メトロニダゾールゲルが使用されることもあります。
丘疹膿疱型酒皶(第 2 度酒皶、酒皶性ざ瘡)
一般的に、塗り薬である0.75%メトロニダゾールゲルが使用されます。また、化粧品成分のひとつであるアゼライン酸外用が推奨される場合もあります。
内服薬として、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、テトラサイクリンといった抗生物質が使用される場合もあります。
瘤腫型酒皶(第3度酒皶)
特定の治療が推奨されるわけではありませんが、塗り薬や飲み薬、外科的治療、レーザー・光治療などが個別の状態によっては考慮されます。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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