酒さではどのような症状がありますか?
顔の皮膚が赤くなったり、腫れるなどの症状がみられます。
酒さ(酒皶)は顔に現れる皮膚の慢性炎症性疾患で、主な症状として、皮膚が赤くなったり、にきびに似たブツブツとした小さな皮膚の盛り上がりができたりします。
酒さには以下のような種類があり、症状や症状が現れる場所が異なります。また、1種類のみが現れる場合もあれば、複数組み合わさることもあります。
- 紅斑毛細血管拡張型酒皶(第1度酒皶、紅斑性酒皶):皮膚が赤くなったり、毛細血管の拡張がみられたり、火照りといった「赤ら顔」とも呼ばれる症状が現れます
- 丘疹膿疱型酒皶(第2度酒皶、酒皶性ざ瘡):ざ瘡(にきび)に似た小さな皮膚の盛り上がりや腫れが主な症状です
- 瘤腫型酒皶(第3度酒皶):鼻やその周辺が腫れ、ひどくなると鼻が赤みを伴って大きく腫れます
- 眼型酒皶:眼のまぶたや眼球結膜の充血したり炎症がおこります。
これらの症状は、紫外線を浴びたり、外気温の急激な変化、刺激のある食べ物や飲酒などにより悪化する場合があります。
公開日:
最終更新日:
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
(参考文献)
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「酒さ」とはどのような病気ですか?
主に中高年の顔に現れる慢性炎症性皮膚疾患で、皮膚が赤くなったり、腫れるなどの症状がみられます。
酒さの原因は何がありますか?
酒さの原因は不明です。悪化させる因子として、紫外線や急激な気温の変化などが知られています。
酒さには初期症状はありますか?
顔の皮膚が赤くなったり、毛細血管が広がったり、腫れるなどの症状がみられます。
酒さの場合、主にどのような治療をしますか?
酒さの種類や重症度によって異なり、塗り薬や飲み薬、レーザー治療などがあります。
酒さが疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
酒さが疑われる場合には、皮膚科を受診してください。
酒さが疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
酒さが疑われる症状があり、症状が悪化したり、数日経過しても改善しない場合は受診を検討してください。
酒さのセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
酒さは主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
酒さの種類により治療は異なりますが、主に0.75%メトロニダゾールゲルの外用が行われます。
酒さで薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
酒さの種類等で治療方法は異なりますが、薬以外の治療では、レーザー・光治療などがあります。
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