先端巨大症
「先端巨大症」とは、成長ホルモンの過剰な分泌により、特徴的な顔貌(顔のかたち)の変化や手足などの先端の肥大化が見られる病気です。高血圧や糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などを合併することもあります。靴や指輪のサイズが合わなくなったことに加え、高血圧や糖尿病などを指摘された場合には早めに内分泌内科や脳神経外科を受診しましょう。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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成長ホルモンの過剰な分泌により、特徴的な顔貌(顔のかたち)の変化や手足などの先端が大きくなる症状が見られる病気です。
骨の成長が終わる前の小児で、成長ホルモンの過剰分泌が起こる病気です。身長が異常に伸びることが特徴です。
適切な治療が行われなければ、この病気を持っていない人と比較して10年ほど余命が短くなります。
糖尿病や高血圧、心臓や脳の病気のリスクが高まり、寿命にも影響を与える可能性があります。
先端巨大症の症状で顔が大きくなることはあります。
赤ちゃんのときの身長で巨人症とは診断されません。
30代から身長が伸びた場合、先端巨大症の可能性は低いです。
下垂体性巨人症は、骨端軟骨線が閉鎖する前に発症する高身長症です。
先端巨大症の適切な治療を受けた場合の予後は比較的良好です。
先端巨大症で手が大きくなることはあります。
症状について
主な原因は脳の下垂体に発生した腫瘍です。特徴的な顔の変化や大きな手足が見られます。
頭痛や倦怠感、多汗、手足の痛みや関節痛などが挙げられます。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
先端巨大症を放置しておくと、狭心症や心筋梗塞、心不全、脳血管障害を引き起こすことがあります。
女性の先端巨大症の場合、月経異常などの症状がみられることがあります。
先端巨大症のひとつの症状として、頭蓋骨肥大が挙げられます。
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(参考文献)
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