先端巨大症は治りますか?
治療によって「寛解(かんかい:病状が収まって穏やかになること)」できますが、その後も定期的に通院して再発がないか検査することが必要です。
先端巨大症は治療によって一旦症状が治まった後でも、再発が見られることが少なくない病気です。そのため、治療後も定期的に通院して検査を行う必要があります。このように、「病気が完全になくなったとは言えないけれど、症状や異常値がなく追加の治療なしに安定している状態」のことを「寛解(かんかい)」と呼びます。
手術によって腫瘍(腫れ物やしこり)を十分に取り出すことができれば、「寛解」できる可能性が高いです。
ただし、腫瘍が大きい場合や、場所の問題で腫瘍が取り出しにくい場合は手術のみで「寛解」に至ることはできません。
その場合、薬物療法や放射線療法を組み合わせて治療を継続します。
先端巨大症が「寛解」したかどうかは、以下の2つによって判断します。
- 症状がない
- 定期的に測るIGF-1(成長ホルモン(生物の体内で作られ、身体のさまざまな働きを調整する化学物質)の作用により肝臓で作られるホルモン)の値が基準範囲内に入っている
公開日:
最終更新日:
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
𝕏ユビー病気のQ&A
治療が必要な患者様へのお願い
先端巨大症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。