痛風結節
「痛風結節」とは、血液中の尿酸が長期間高い状態で結晶化し、関節や皮下にこぶを形成する病気です。耳や足の指、肘などに無痛のしこりが現れます。こぶがある、または尿酸値が高いと指摘された場合は整形外科やリウマチ科を受診しましょう。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
病気について
皮膚が薄くなると破れ、中から白いチョークのような尿酸の結晶が出てくることがあります。
生活習慣の改善や薬で尿酸値を低く保ち続けることで、時間をかけて少しずつ溶けて小さくなっていきます。
通常は痛くありません。しかし、結節が炎症を起こすと、赤く腫れて激しく痛むことがあります。
長期間、高い尿酸値が続くことでできるコブです。
耳は体温が低く、尿酸が結晶化しやすいため、結節ができやすい場所です。
原因は尿酸が過剰に体内で長年蓄積されることです。
中身は尿酸がナトリウムと結合した「尿酸ナトリウム」という針状の結晶の塊です。
受診について
症状について
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
通常、痛みはありませんが、炎症が伴う場合には痛みなどを伴うことがあります。
尿酸値が高い状態が続き、結節が徐々に大きくなる過程で、初期症状として痛風発作を発症することがあります。
足や耳の軟骨部などに数mmから3cm程度の結節がみられます。
治療をしなければ自然に小さくなることはありません。放置すると大きくなる恐れがあります。
治療について
薬について
(参考文献)
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