痛風結節を切開することはありますか?
感染を起こした場合や、関節の動きに大きな支障がある場合に切開手術を検討します。
痛風結節を切開したり、外科的に取り除いたりすることはあります。ただし、これは治療の第一選択ではありません。通常、痛風結節は尿酸値を下げる薬物療法で時間をかけて小さくしていくのが基本です。しかし、結節が非常に大きくなり、関節の動きを著しく妨げている場合や、神経を圧迫してしびれや痛みを引き起こしている場合には、症状を改善するために切開手術が検討されます。
また、結節の上の皮膚が破れてしまい、そこから細菌が入って感染症を起こしてしまった場合にも、膿を出すために切開が必要になることがあります。このように、日常生活に大きな支障が出たり、合併症を起こしたりした場合に、限定的に外科的な処置が行われます。
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富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
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