痛風結節は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
尿酸値を下げる薬を使います。副作用として、皮膚の発疹やかゆみなどが起こることがあります。
痛風結節の治療には、主に「尿酸降下薬」が使われます。この薬は、血液中の尿酸値を下げることを目的としており、大きく分けて2つのタイプがあります。一つは体内で尿酸が作られるのを抑える「尿酸生成抑制薬」(例:アロプリノール、フェブキソスタット)、もう一つは尿酸を尿として体外へ排出するのを促す「尿酸排泄促進薬」(例:ベンズブロマロン)です。医師が患者さんの状態に合わせて薬を選択します。
副作用は薬の種類によって異なりますが、飲み始めに皮膚の発疹やかゆみが出たり、肝臓の機能に影響が出たりすることが報告されています。また、急に尿酸値が変動することで、一時的に痛風発作が起きやすくなることもあります。気になる症状があればすぐに医師に相談することが重要です。
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富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
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