ランバートイートン症候群
ランバートイートン症候群は、その50%以上が悪性腫瘍(がん)、主に肺小細胞がんを合併していると言われています。がん発生の前後に起こることが多く、特に脚の筋力低下などを引き起こします。診断には筋電図の検査が必要になります。気になる症状がある場合は脳神経内科の受診をお勧めいたします
新百合ヶ丘総合病院 脳神経内科
武井 悠香子 監修
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神経と筋肉の情報伝達が障害され、筋力低下や自律神経障害が生じる自己免疫性の病気です。ある種の癌(がん)の前後にみられることが多いです。
障害されている部位が異なります。ランバートイートン症候群は神経、重症筋無力症は筋肉表面が障害されています。
いいえ。ランバートイートン症候群は指定難病ではありません。
ランバートイートン症候群は、小細胞肺がんを合併しやすいことが知られています。
がん(悪性腫瘍)、特に肺小細胞がんの合併の有無によって異なります。
ランバートイートン症候群の余命は一概には言えませんが、がんの有無によって大きく異なります。
放置すると、症状が悪化し、命に関わる可能性もあります。
症状について
自分の免疫が肺小細胞癌(がん)などに反応して産生した抗体が、神経と筋肉をつなぐ部分を障害してしまうことです。
脚の筋力低下により、椅子から立ち上がれないなどの症状があります。全身倦怠感、口が渇くなどの症状もあります。
人によって、どのような初期症状があらわれるかは異なると考えられます。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
呼吸や飲み込みの問題が出たり、全身の力が入らなくなり、生活に補助が必要となります。
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